ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

明日香・案山子ロード 2018

2018-09-30 | 奈良の旅

明日香・案山子ロード 2018

 「案山子ロード」は 明日香村稲渕で毎年、彼岸花が棚田を彩る頃に開催されるイベント。

 その年の話題の人が登場するのも、楽しみのひとつ。

 今年はやっぱり、西郷どん、チコちゃん、そして、オータニサーンでしょう。

 ワンダースターにとっても、9月の定番になってしまった感があるが、稲渕の彼岸花の数が減ってきたように思えるのが寂しい。

 案山子だけは、いつもながら賑やかだ。

 

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デジ・スケッチ ~湖西ドライブにて

2018-09-29 | 滋賀の旅

デジ・スケッチ ~湖西ドライブにて

 白鬚神社の湖中の大鳥居ライトアップ。中秋の名月を添えて。

湖北の定番、メタセコイア並木には、彼岸花。

 ねぐらに帰る白鷺の群れ。

 久し振りに湖西を駆け抜けました。

 

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彼岸花の咲くころ ~琵琶湖畔・桂浜園地

2018-09-26 | 花めぐり~9・10月

彼岸花の咲くころ ~琵琶湖畔・桂浜園地

 琵琶湖畔・湖西というより、湖北に近い高島市今津町の桂浜園地では、9月も後半ともなると、彼岸花が真紅の絨毯のように湖岸を埋め尽くす。

 彼岸花を撮る時、いつも背景に悩むものだが、青く澄んだ湖とのマッチングも、なかなか、幻想的で趣がある。

 竹生島の背後に伊吹山の勇姿が見えた。

 

 先日の台風の生々しい傷跡がここにも、あった。

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「黎明645」③ ~乙巳の変・時空の果て

2018-09-23 | 奈良の旅

「黎明645」③ ~乙巳の変・時空の果て

 皇極天皇4年(645年)三韓(新羅、高句麗、百済)から進貢(三国の調)の使者が来日した。

 三国の調の儀式は朝廷で行われ、大臣の入鹿も必ず出席する。

 中大兄皇子と鎌足はこのチャンスに入鹿暗殺を決行しようとした。

「乙巳の変」である。

 不穏な空気を感じる皇極天皇と百済のイカイ。

 イカイは宴に紛れた密偵を見逃さなかった。

 その正体がスジアだと知って悲しむイカイ。

     二人には愛が芽生えていたのだった。

  三国の調の儀式が行われ、皇極天皇が大極殿に出御し、入鹿も入朝した。

 中大兄皇子らと策謀に加わっていた石川麻呂が上表文を読みあげる。

 恐怖のあまり全身汗にまみれ、声が乱れ、手が震えた。

 動画

 

  幽霊となった入鹿とスジアは、果たせなかった野望を胸に霊剣を携えて果てなき時空の旅へと出る。

  歴史編纂は常に勝者の側にある。

  これまで、極悪非道のヒールとされてきた入鹿にスポットを当てた「劇団時空」の公演であった。

 「劇団時空」は明日香の魅力を伝えたいと地域作りの一環として村民によって立ち上げたアマチュア劇団。

 台本、衣装、大道具、小道具まで団員で作り上げる。

 毎年、飛鳥時代の人物にスポットを当てた創作劇を上演している。

 20周年、おめでとうございます。

 こんな町づくりもあるのだ。

 

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「黎明645 」② ~暗闘・渦巻く人間模様

2018-09-21 | 奈良の旅

「黎明645 」② ~暗闘・渦巻く人間模様

 倭国の実質的な王にならんとする蘇我入鹿、蘇我氏を退け、体制を刷新したい中大兄皇子、倭国を自国に附けたい新羅の神官スジア、百済の密偵イカイ。

 それぞれの思惑にそれぞれの恋愛が絡み、複雑怪奇な人間模様が渦巻く。

 絶大なる権勢を誇る甘樫丘の蘇我氏邸では、親子(蘇我蝦夷、入鹿)の酒宴が催されていた。

 

  聖徳太子の息子、山背大兄王を自害に追い込んだ蘇我入鹿の天下は目前である。

  深謀遠慮の入鹿は皇極天皇まで取り込もうとしていた。 

 

 ここに絶世の美女、額田王が登場する。

 

 

 

 額田王を見初める中大兄皇子。

 

 

 

 語らい山(談山神社)で密議を持った中大兄皇子と中臣鎌足は入鹿暗殺を謀る。

 

 鎌足は皇極天皇をも取り込む。

 

 異変を察知した新羅のスジアは入鹿に霊剣を授ける。

 ここで、俄かにスターウオーズのテーマが流れた。

 

 運命の日を迎える前夜、入鹿の夢枕に亡き母が立つ。

 母は新羅の人だった。

 

 

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「黎明645 」① ~飛鳥のタイムトラベラー

2018-09-19 | 奈良の旅

「黎明645 」① ~飛鳥のタイムトラベラー

 9月16日、明日香村の石舞台古墳前・あすか風舞台において、劇団時空による「黎明645~時空を超えた入鹿の旅~」が上演された。

 この催しは地域のアマチュア劇団「時空」の年に一度の定期公演で、本年で18回目、劇団設立20周年記念イベントとなる。

 「乙巳の変」とは、645年、中大兄皇子(後の天智天皇)、中臣鎌足らが宮中で蘇我入鹿を暗殺し、蘇我氏を滅ぼした飛鳥時代の政変(クーデター)。

 後に中大兄皇子は体制を刷新して大化の改新と呼ばれる改革を断行した。

 18時半の開演を今や遅しと待ち侘びる観客。

 舞台隅には、タイムマシーンと化する「亀石」が青白く光っている。

 舞台は劇の稽古シーンから始まる。

    9.16の上演に向けて、稽古に励む劇団員たちだが、上山監督の指示は相変わらず、厳しい。

 南淵請安(みなみぶちしょうあん)は飛鳥時代の学問僧。

 608年小野妹子に従って隋に渡り、640年帰国。中大兄皇子・中臣鎌足らに儒学を講じ、大化の改新に大きな影響を与えたという。

 その南淵請安を演じる劇団員最高齢の役者さんの記憶が突然、古代にタイムスリップしたのを、きっかけに時空がゆがんだ。

 現れたのは、タイムマシーンに乗った蘇我入鹿だった。

 ひょんなことから、劇団員は入鹿と共にタイムマシーンに乗って、飛鳥時代を訪れる。

 飛鳥時代に到着してみると、劇の練習時と同じように、新羅のスジアと百済のイカイが戦っていた。

   タイムトラベル

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「木彫りの鳥」展 ~奈良公園ぶらり散歩②

2018-09-17 | 奈良の旅

「木彫りの鳥」展 ~奈良公園ぶらり散歩②

 奈良県文化会館にてA2クラフト作品展「木彫の鳥(バードカービング)」が開催されていたので奈良公園散策の途中で訪問した。

 TOP写真、「えっ!これが木彫り!!」と思わず唸る力作揃いだった。

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奈良公園ぶらり散歩① ~食の祭典

2018-09-16 | 奈良の旅

奈良公園ぶらり散歩① ~食の祭典

 有名店のかき氷を一堂に楽しめる祭典「ひむろしらゆき祭IN興福寺」が興福寺国宝館北側園地で開かれた。

 全国から、かき氷ファンが集う人気イベントだが、今年は来月に控える興福寺中金堂の落慶を記念し、同寺境内で初めて開催された。

 

 お隣では奈良食材とシェフの交流を目的としたグルメイベント「シェ フェスタ」が賑やかに催されていた。 シカ君も急ぐ。

 奈良では食のイベントが観光集客の目玉となった感がある。

 興福寺の中枢である中金堂がほぼ完成したようだ。

 あとは10月の落慶を待つばかりだ。

春に生まれた小鹿君もだいぶ、大きくなった。

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“赤そばの里” がピンクに染まる頃

2018-09-12 | 花めぐり~9・10月

  “赤そばの里”がピンクに染まる頃

              

              

 信州伊那高原では赤い花の咲くそばを標高900m、約4.2haの広大な畑で栽培している。
 9月中から10月初めにかけて、あたりはピンクの絨毯のようになる。
 日本のそばの花は白色だが、そばの原産地の雲南省からヒマラヤにかけては、ピンクや赤色のそばがある。
 その種を持ち帰り、品種改良を重ねて、高嶺ルビーという品種を作ったそうな。
 もっぱら、鑑賞用だが、こちらでは食することもできるそうだ。
 いったい、どんな味なのだろう。

              

              

              

              

 中央アルプスの麓に位置するが、南アルプスの眺望も素晴らしい。


              

              

              

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川辺八幡神社・秋祭り・足洗い神事アーカイブス

2018-09-11 | 平野の伝統行事

川辺八幡神社・秋祭り・神事アーカイブス

 ナイアガラの花火滝を背景に神事が浮かび上がる絵図。

 川辺八幡神社・秋祭りのハイライトシーンである。

                         

 川辺八幡神社、創建の年月は不詳であるが、石清水八幡宮の分霊を勧請したものと伝わる。
 往時は、社殿も壮大で社領も広かったが、1704年の大和川付け替え工事よって立ち退きを余儀なくされ、社領地の大部分がその川床となった。
 宵宮で「ふとん太鼓」「神輿」を担いだ氏子衆が、川面を籠松明の篝火が照らした大和川に膝まで浸って、「ふとん太鼓」「神輿」の足を洗う神事「神事」を執り行うが、そのいわれとなった、このような伝説が残されている。

 <西暦1704年、宝永元年、大和川の付け替え工事により、川辺八幡神社の九名若宮八幡宮が今にも川底に消えようとしていた時、平岡明神の方より現れた黒雲が、七日七夜地を覆い、雷がとどろき氷雨が降り続いた。
 村人は、これは若宮八幡宮の神の怒りだと恐れ、今まさに川底に沈もうとしている若宮八幡宮からご神体を拾い上げ、神輿に載せてお運びし、現在の川辺八幡神社に祠を築き祀ったという。>

 神事のあとの奉納花火が有名であるが、祭りの源流を知ることは大切だと思う。

                     

                     

 動画

                           

 
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堺浜 楽天温泉 祥福 ~美人湯でリラックス

2018-09-09 | スーパー銭湯

堺浜 楽天温泉 祥福 ~美人湯でリラックス

   最近、よく利用するスーパー銭湯の「堺浜 楽天温泉 祥福」。  

  祥福の湯は弱アルカリ性単純泉質、いわゆる美人の湯として知られているタイプの泉質で温泉好きの私としては、やはり、まず、こだわるところ。

 地下約840mから湧き出る温泉「源泉かけ流しの湯」などがある露天風呂。

 露天風呂からは堺浜海岸が見えるロケーションで、つぼ湯、寝湯などバリエーションも豊富。

  内湯には天然温泉×人工炭酸泉という淡黄色の珍しい湯がある。

  泡が身体中に付着して、いかにも、効きそう。

 祥福で一番特徴的なのは広々としたスペースを使った韓国式の岩盤浴「チムジルバンスパ祥汗房」。

 全部で7種類もの岩盤浴がある。

 

 日本初の炎をたいた“揺炎の癒”や、ナノ水の雲に包まれる“曇流の癒”などがある。

 しかし、何と言っても、お気に入りなのは「癒カフェ」。

 本を読んだり仮眠をとることができる、ユニークな形の癒しスペース。

  もぐらの穴をイメージしたスペースではクッションの上で寝そべってくつろぐことも。

 

■堺浜楽天温泉 祥福

<住所:堺市堺区築港八幡町1-1 堺浜シーサイドステージ内 電話:072-224-1126>

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「すっごいで 平野は」が、朝日新聞、読売新聞にて報道!!

2018-09-08 | 平野の元気もん

 「すっごいで 平野は」の刊行が、読売新聞に続いて、9月3日付け朝日新聞でも、大きな記事で報道された。 

 「すっごいで 平野は」は「平野の町づくりを考える会」が、小学校・中学校の副読本として自費出版にて、刊行した。

 「自分たちの町は自分たちで守る!」という環濠自治都市の精神を受け継いだ「平野の町づくりを考える会」が独自の視点で執筆・編集した冊子だ。

 子どもたちがわが町・平野の歴史や文化に触れる上で最適の一冊である。

 A4版78ページで手に取ると、実質的な重さだけではなく、携わった皆さんの熱意の重さも伝わってくる。

 内容は、まず、「杭全神社夏祭り」から始まる。

 続いて、「杭全神社・御田植神事」。

 次に「連歌」。

「大念佛寺・万部おねり」。

 ラストは「含翠堂」という構成。

 また、写真提供協力者として、私も名を連ねさせていただいている。

  「平野の町づくりを考える会」の全興寺・川口住職は記事中で「地元の小学生に読んでもらうために作ったが、各地でまちづくりに携わる人にも読んでほしい。」とおっしゃっている。

 尚、「すっごいで 平野は」は未来屋書房及び、全興寺、杭全神社、大念佛寺にて500円で販売されているので、是非、お買い求めください。

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唐古・鍵遺跡 ~2000年前・弥生時代のムラ

2018-09-06 | 奈良の旅

唐古・鍵遺跡 ~2000年前・弥生時代のムラ

 今から約2,000年前の弥生時代、奈良盆地の中央に位置するこの地には、日本最大級のムラがあったという。

 唐古・鍵遺跡は、幾重もの環濠に囲まれた弥生時代の集落の遺跡だ。

 ここから出土した土器に描かれていた多層式の楼閣が遺跡内に復元されている。

 約42万㎡(甲子園10個分)という広大な面積を誇ったことや、弥生時代前期から後期まで約700年間もの長い間、途切れずに集落として存在し続けていたこと、大きな建物があったことを表す遺構、土器をはじめとした多くの遺物が出土していることなどから、大きな範囲での交流を行った近畿の盟主的存在だったのではないかといわれている。

 

 中国的な楼閣から、渡来人のムラであった可能性も高い。

 発掘現場の模型。

 

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ホテイアオイの咲くころ ~橿原市本薬師寺跡

2018-09-04 | 花めぐり~9・10月

ホテイアオイの咲くころ ~橿原市本薬師寺跡

 

 もう、10数年以上前からだろうか、毎年のように、この時期この地を訪れるようになった。

 畝傍山と大和青垣を背景に40万株といわれるホテイアオイの大群落が広がる。

 何度、訪れても、薄紫の絨毯を目にするたび、「ほおっ!」と感嘆する。

 最近は訪れる人もずいぶん、増えたように思うが、以前のように静かに鑑賞したいものだ。

 

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あさひめ in トワイライトタイム

2018-09-03 | 平野のイベント

あさひめ in トワイライトタイム

 アイドルユニット「あさひめ」、今や平野区各地域の様々なイベントに引っ張りだこである。

 平野5圏域に既に登場し、全地域出場も達成しそうな勢いである。

 今回は8/25の喜連西・盆踊りのステージの様子をピックアップ。トワイライトタイムだった。

 「買い物ブギ」 

 高齢者をターゲットにした昭和歌謡路線の戦略も功を奏しているようだ。

「買い物ブギ」の 「あ~しんど!」は、私の常套句だけに、なかなか良い。

 滋賀の友人は学生時代から、「はあ~えら!」が常套句であったが、やはり、「あ~しんど!」の方が実感が籠っているように思うのだ。(あまり、関係ないか。)

 ステージを降りると、若いとはいえ、「あ~しんど!」感が一瞬、垣間見えた。

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