なんば光旅 ~スーパーフラワーと光の滝
「なんば光旅」~こころ舞う冬の宴~と銘打たれた、なんばパークスを中心としたイルミネーション。
幻想的な光のプロムナードのメインは「スーパーフラワー」と「光の滝」。
フォトチャンネルなんば光旅
なんばパークスのピークには、「南海ホークスの殿堂」ともいえる一角がある。
過去の栄光の瞬間がここ、大阪球場跡に生きている。
なんば光旅 ~スーパーフラワーと光の滝
「なんば光旅」~こころ舞う冬の宴~と銘打たれた、なんばパークスを中心としたイルミネーション。
幻想的な光のプロムナードのメインは「スーパーフラワー」と「光の滝」。
フォトチャンネルなんば光旅
なんばパークスのピークには、「南海ホークスの殿堂」ともいえる一角がある。
過去の栄光の瞬間がここ、大阪球場跡に生きている。
奈良大立山まつり 2 ~四天王と若草山山焼き
大立山まつりでは四天王を象った巨大な4基の山車が勢揃いする。
その四天王が遥か若草山の山焼きを見入る図。
光り輝く7mの四天王・・・持国天、増長天、広目天、多聞天・・・が並ぶと流石に圧巻である。
今日は更に若草山で繰り広げられた花火と山焼きを望むことができた。
毎年、若草山中腹からリポートしてきた山焼きであるが、今年は平城京から。
臨場感はないが、全体像を眺めることができた。
広陵町の立山の展示があった。
奈良大立山まつり 1 ~「静御前・白拍子の舞」
このイベントは「大立山まつり」を核として、奈良県内の伝統行催事を平城宮跡に集結させ「1年の はじまりに奈良で無病息災を祈る」ことをテーマに開催されており、今年で3回目。
小雪ちらつく平城京に完全防寒スタイルで出かけたが、カメラ持つ素手が凍りつきそうだった。
橿原市だんじりの曳行。
河合町、廣瀬大社の「砂かけ祭」の再現。
五穀豊穣を祈願した祭りで、まずは「御田植え神事」から始まる。
雨に見立てた砂をかけ合い、砂をたくさんかけるほどに、田植えの時期に雨がよく降り、豊作になると言い伝えられている。
以前、廣瀬大社の本祭りに出かけたときには、カメラに砂をかけられそうになって、往生したが、ここでは砂がないので安心した。
源義経が愛した静御前の母の出身地であることから、静御前が余生を送ったとされる大和高田。
大和高田市のまちづくり団体によって、伝承される静御前ゆかりの白拍子の舞。
動画
御所市・鴨都波神社のススキ提灯が場内を練り歩く。
数あるゆるきゃらの中でも、一際、愛嬌ある王寺町の「雪丸」は聖徳太子の愛犬。
もと王寺町の住民としては嬉しい。
平野郷の道標 ~旅人たちの分岐点
「環濠自治都市・平野郷」は中世より、近世にかけて各地と交易し、交通の要衝として発展した。
各所に残る石造りの道標には「 大坂、難波、天王寺、堺、住吉、葛井寺、八尾、奈良、信貴山、道明寺、高野山、大峯山上」などの文字が辛うじて読み取れる。
中世の旅人たちはここを分岐点にそれぞれの地に向かったのだろう。
杭全神社参道に立つ道標。
全興寺境内の道標。全興寺は中高野街道に面している。
「右 さ山 高野山 すぐ信貴山道」、「左 ふじ井寺 道明寺 大峯山上」と読める。
25号線横に立つ道標。
数年前にトラックにへし折られたが、痛々しいながらも修復されている。
商店街の中ほどにひっそりと佇む道標。
昔の史跡跡にも石碑が立つ。「含翠堂」は平野のプライド。
平野のシンボルともいえる、二つの石碑は平野公園にある。
若草山山焼きは1月27日(土)!!
新春の風物詩、「若草山山焼き」が、いよいよ、目前にせまってきた。
若草山焼きの起源には諸説あるが、三社寺(春日大社・興福寺・東大寺)の説によれば、若草山頂にある前方後円墳(史跡:鶯塚古墳)の霊魂を鎮める杣人の祭礼であるという。
ほかにも若草山を1月頃までに焼かなければ、何か不祥事件が起こると考えられていたことや若草山一帯をめぐる春日大社・興福寺と東大寺の領地争いがもとであるなどの説や、あるいは春の芽生えを良くするための原始的な野焼きの遺風を伝えたものであるという説もある。
いずれにせよ、炎と花火の祭典がなければ、奈良に春は来ない。
冬の日の散歩道 ~長居植物園
厳しい寒波の合間を縫うように、ぽかぽかする日が続くことがある。
そんな冬の日の散歩道。長居植物園を散策してみた。
イルミネーションのオブジェも日中に見ると、寒々としてみえる。
花の少ない季節だが、やはり、スイセン、クリスマスローズ、蝋梅、椿が目を楽しませてくれた。
水仙の咲く頃 ~関西水仙名所
関西・冬場の水仙の名所といえば、淡路島の黒岩水仙郷と越前岬が横綱格であろう。
それも、怒涛の波しぶきと雪風に耐え、岩壁に張り付くようにして咲く姿を思い起こしてしまう。
こんな苛酷な条件のところを、わざわざ選ばなくともと思ってしまうが、水仙には水仙の事情ってものがあるのだろう。
大阪唯一の村、千早赤阪村にも「水仙の丘」↓という水仙の名所がある。
棚田を利用して咲く水仙は、約5万本。
両横綱と比べようもないが、厳しい冬場に懸命に咲く姿は健気でもある。
また、寒牡丹で有名な葛城市の石光寺でも、水仙が主役に寄り添うように咲く。
その清楚な美しさは、しばしば、主役を喰うほどである。
もうひとつ、忘れてならないのは、秋はコスモス寺で有名な奈良市の般若寺。
石仏の傍らで何かを語りかけてくるようである。
クリック 般若寺のスイセン
黄水仙やラッパ水仙が咲き出すのは、まだ先の“咲き”。
今から春が待ち遠しい。
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住吉大社・初辰まいり ~招福猫
初辰(はったつ)とは毎月最初の辰の日のこと。
初辰日に住吉大社内の四社(種貸社・楠珺社・浅沢社・大歳社)を順番にお参りすることで商売発達・家内安全のご利益が得られるとされ、大阪をはじめ全国から多くの参拝客が訪る。
なかでも、楠珺社(なんくんしゃ)で毎月、授かる「招福猫」は「かわいすぎ~!」と大人気。
この子猫を毎月集めて四十八体揃えば、満願成就として、一回り大きな中猫と交換してもらえる。
お参りを続けることで、更に一回り大きな大猫になっていく。
左手挙げは「人を招く」、右手挙げは「お金を招き」の意味があるという。
摂津国一ノ宮として、信仰の篤い住吉大社はパワースポットとしても、有名で、特に「五大力」あたりのパワーが強いという。
この玉垣のなかには小石が敷き詰められているのだが、その小石の中に『五・大・力』と書かれたものがあり、これを集めてお守りにすると心願成就のご利益があると言われている。
手を清める流水の口が、うさぎ!???
卯年卯月卯日に神功皇后がここを神社と定められたからだそう。
本殿4棟は国宝に指定されている。
「反橋(そりばし)」は別名「太鼓橋(たいこばし)」とも呼ばれ、住吉大社を象徴する橋である。
住吉大社・御結鎮神事(みけちしんじ=御弓始め)
1月13日、住吉大社にて、「御結鎮神事」(みけちしんじ=御弓始め)が執り行われた。
御結鎮神事は御弓始めともいわれ神功皇后の故事(新羅遠征)にちなみ、邪気退散、天下泰平を祈願して行う奉射の神事で、一切の不浄を祓い、福を招くといわれている。
年の初めにあたり、農事に禍(わざわい)をもたらす悪霊を退散させることを目的として行われてきた。 奉射は大阪府弓道連盟有志により、執り行われる。
まずは、祝詞が挙げられる第一本宮に向かう。
続いて、弓場に向かって、パレード。
まさにタイムスリップしたような光景である。
弓場に到着して、いよいよ、神事が始まる。
飛ぶ弓矢が少しだけ、撮れた。時速200キロで飛ぶという。
マイクで丁寧な解説をいただいた。
古来の弓道が現代語に残っている例などのお話もいただき、興味深かった。
たとえば、弓を射るときにはめる革製の手袋(弽(ゆがけ))は、生涯、ひとつだけで、替わりがないこと。
それが「かけがえのない」という言葉の由来となった。
動画クリック
神事は滞りなく、終了した。邪気払いができた。お疲れ様でした。
十日戎 Vol.2 ~「福娘 BEPPIN列伝」
今宮戎神社の「十日戎」に華を添えた福娘・えびす娘の皆さん。
今年も笑顔一杯、福を授かりました。 ありがとうございました。
(大変な人混み故、全員のお写真は撮れていません。
載せられなかった方、ごめんなさい。)
十日戎 Vol.1 ~今宮戎神社に笹持ってこい!
「えべっさん」こと大阪の今宮戎神社で、年の初めの風物詩「十日戎」が始まった。
9日「宵戎(ヨイエビス)」、10日「本戎(ホンエビス)」、11日「残り戎(ノコリエビス)(残り福)」の3日間行われ、商売繁盛の神様として、信仰を集めている。
「商売繁盛で笹持ってこい」のお囃子のなか、福娘から笹に縁起物を授かろうと、3日間で約100万人の参拝者が訪れる。
今年も福娘が笑顔で魅せてくれる。縁起物も弾もうかというものだ。
次回はお待ちかね、2018 BEPPIN列伝!!
「龍福」の豚まん ~東住吉のうまいもん
平野のうまいもんを紹介してきたが、今回はお隣の東住吉区。
駒川商店街の名物豚まんのテイクアウト専門店の『龍福』さん。
本格的な手作り豚まんの専門店として、評判のお店。 1日400個も売れるという。
また、ネットで全国発送をされているそうで、店内はいつ見ても、テンテコ舞いの忙しさ。
店主もスタッフも中国人の方で、店主があの有名な豚まん専門店で7年間修業し独立されたという。
実は私のお昼の惣菜調達にお世話になることが多い。
お勧めはシュウマイ。
斜め向かいの「とりきよ」さんの鶏皮1本60円も合わせることがある。
何と言っても、リーズナブルなのが嬉しい。
・豚まん:150円
・チャーシューまん:150円
・野菜まん:150円
・シュウマイ(5個):150円
・焼餃子(5個)150円
・ちまき:150円
「あるとき・・・ないとき・・・の豚まん」とどちらが美味しいかは好みや、そのときの気分にもよるが、甲乙つけがたいと思っている。
龍福の豚まんは皮にこだわっている。
分厚くモチモチとした食感でほのかな甘さも感じる。
餡はあっさり目だが、肉は多い感じ。ニンニクは押さえ気味。
こちらクリック 龍福本店MAP
ロウバイの咲く頃 ~関西ロウバイ名所
蝋梅(ロウバイ)は名前に“ウメ”が付くがロウバイ科に属しており、梅とは別種の植物だ。
花期は1~2月。花径2㎝ほどの小さな花は、下向きか横向きに咲く。
名前の由来は、花弁の色が密臘(みつろう)に似ているからとも、また臘月(陰暦12月)に小枝いっぱいに咲く風情が梅に似ているからともいわれている。
花の少ない、この時期に“冬来りなば春遠からじ”を連想させてくれる、貴重な花である。
私のお気に入りのロウバイ・スポット、奈良県明日香村の「八釣(やつり)の里」でも、まもなく見頃を迎えるだろう。
大和三山の畝傍山と二上山が重なって見えるので、マニアックなファンが、よく訪れるポイントがある。
ロウバイは、まさしく、蝋細工か薄氷のように、触れると「パリパリ」と音を立てて、崩れてしまうようなイメージがある。
壊れやすいからこそ、守らなければならない大切なもの。
ふと、そんな存在を思い起こさせてくれた。
■ロウバイ関西名所
八釣の里(奈良県明日香村)1月~2月
北野天満宮(京都市上京区) 1月上旬~2月中旬
宇治市植物公園(京都府宇治市) 1月
大阪府立花の文化園(河内長野市)2月
應聖寺(兵庫県福崎町) 12月~1月
大和文華館(奈良県奈良市) 12月下旬~2月下旬
石光寺(奈良県葛城市) 1月上旬~2月下旬
船宿寺(奈良県御所市) 12月~2月
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和風創作「桃乃彩」 ~平野のうまいもん
桃乃彩(もものあや)さん。
ちょっと高級感があり、寿司と魚が美味しいお店として、評判も高い。
地下鉄平野駅から、南港通沿いに西へ徒歩7分。平野郵便局の斜めむかい。
ある忘年会で使わせていただいた。とても、落ち着くお店だ。
ショートストーリー 「海の見える街」 ~「魔女の宅急便」から
クリック デジブック 『海の見える街 』
「何だか、この街にはデ・ジャブーを感じてしまう。
昔、君と来たことがあったっけ?」
僕がそう聞くと、君はニンマリ、微笑んだ。
「憶えてないのね!」
南欧風の白壁の家が建ち並ぶ街。
敷き詰められた石造の道を
コツコツとヒール音を響かせながら
君は先に立って、ずんずん、歩いていく。
僕は立ち止まっては、シャッターを切るものだから
とうとう、君を見失ってしまった。
おとぎ話に出てくるような
綺麗な街は静寂に包まれている。
洗濯物を抱えた女たちの
お喋りが聞こえてきそうなのに
軒下からは子どもたちが
歓声をあげて、飛び出してきそうなのに
街はスペイン絵画のように
キャンパスの中で静止したままだった。
「きっと、この街は現実には存在しないのだろう」
潜在意識の中にある街なのかもしれない。
時おり、聞こえてくるのは
潮風にのった海鳥の鳴き声と
旅立ちを告げる霧笛の音。
唯一、それだけが、生きたものの証し。
「わかった! この街は“海の見える街”だ!」
「やっと、思い出したのね」
君は街角から、ふいに現れて言った。
「キキが立派な魔女になるために・・
箒に乗って、訪れた街よ」
それは二人で初めて観に行った
映画の中で描かれていた街だ。
「そうか。だから、記憶にあったんだ」
それから、僕たちは生きたものの証しを得るために
岬の先端にあるカフェ目指して
海際の白い道を下っていった。
カフェの中は意外にも活気があった。
暖かいスペイン紅茶をお腹に入れて
僕たちは生き返った。
やっと、現実の世界に戻ったのだ。
(by あずき煮えた)
久石譲 フルオーケストラバージョン
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