ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

奈良・菅原天満宮・おんだ祭 1 ~田主と牛くん

2017-02-27 | 奈良の催事・イベント
奈良・菅原天満宮・おんだ祭2017 1 ~田主と牛くん

               

 菅原天満宮がある奈良市菅原町には菅原道真の産湯池と伝えられる遺跡がある。
 道真の母君が京都からこの菅原氏族の故地に帰参して産みたもうたと伝えられている。

               

 西大寺駅前と阪奈道路の喧騒から、少し中に入りこんだだけで、タイムスリップしたように静かな一角がある。

               

 そのあたりにひっそりと佇む小さな古社・菅原天満宮にて、2月25日、「おんだ祭」が執り行われた。
 五穀豊穣を願う農耕神事である「御田植え神事」・・・奈良では「おんだ祭」と称されることがある。
 田主(翁)、牛、早乙女が登場するところは各地、共通しているようだ。

               

 「おんだ祭」は神輿蔵の前で、四隅に青竹を立て、しめ縄を張った仮の神田で行われる農耕儀礼である。
 まず、神主らの入場と祝詞。

               

               

 神事は田主が田を耕す「鍬はじめ」から、始まる。

               

               

               

               

 動画1

 さて、早くも、注目の牛くん、登場!
 小学生らしい子どもさん、扮する牛くんである。
 おひねりはおこずかいになるという。
 頑張るはずだ。

               

               

               

               

               

               

               

               

 動画2

 牛が元気に走りまわれば、豊作だと云われている。



blogramで人気ブログを分析
人気ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
              にほんブログ村
FC2 Blog Ranking  



  

  




河津桜が咲くころ ~加美SORAガーデン

2017-02-25 | 平野探訪
河津桜が咲くころ ~加美SORAガーデン

               

 2月も後半となると、河津桜が咲き出す。
 平野区でも、加美SORAガーデンで河津桜が可憐な花びらを開けていた。
 久々の訪問となったガーデンは、いつもながら、丁寧に整備され、また、季節の花々が丹念に育てられている。
 私もそれに応えるように花々をひとつひとつ、デジカメで写し取っていく。

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

                

 紅千鳥という梅と河津桜。

               

               

 加美SORAガーデンは私が最初に地活協と繋いだところだけに思い入れも一杯の場所。
 管理されている井上さんは今や、着物で歩こう!のスタッフだし、ガーデン内のカフェサリュさんでは、加美南の絵葉書を販売していただいている。
 今日は地活協の役員さんとカフェサリュにて、ランチ・ミーティング。

 
                

           blogramで人気ブログを分析
人気ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
              にほんブログ村
FC2 Blog Ranking  

               

お水取り ~春を呼ぶ炎

2017-02-24 | 奈良の旅
  お水取り ~春を呼ぶ炎

 東大寺二月堂でお水取り、正式名「修二会(しゅにえ)」が来週より始まる。
 例年、3月1日から14日まで本行が行われ、終わるころには冬が明けていることから、春を告げる行事ともいわれる。
 奈良時代から続く伝統行事で、752年以来、途絶えたことがない。

             

             

 3月1日、「練行衆(れんぎょうしゅう)=修二会を司る僧」は行列を組んで二月堂へ向かい、本行が開始される。
 練行衆がお堂入りしたあと、燃えさかる松明は舞台の欄干に掲げられるが、これがお水取りの中で最も有名な「おたいまつ」と呼ばれる場面。
 降り落ちる火の粉が無病息災をもたらすと言われていることから、たくさんの参拝客が集まる。
 本行のクライマックスは12日深夜。
 籠松明(かごたいまつ)がたかれ、練行衆は祈りの合間に、二月堂下にある若狭井(わかさい)に水をくみにいく。
 これがいわゆるお水取りの儀式だ。
 くみあげた水は「香水」と呼ばれ、本尊である十一面観音に供えられる。


             

             

             

             

             

             


             blogramで人気ブログを分析
人気ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
              にほんブログ村
FC2 Blog Ranking

炭焼屋 神力(しんりき) ~阿倍野・鶏の名店

2017-02-23 | 大阪うまいもん
炭焼屋 神力(しんりき) ~阿倍野・鶏の名店

               
 
 上写真・◎お造り盛り合わせ5種(1200円)は福岡県産【八女炭蘇鶏】使用!!を謳っている、お店の看板メニュー。
 とろけるような食感が鶏好きにはたまらない。

 地下鉄・阿倍野駅1番出口スグの「炭焼屋 神力」さん。鶏の名店として、人気のお店。
 おいしいだけでなく、ちょっと、お洒落で小粋な店である。

               

               


 定番・焼き鳥も一味も、二味も違う!絶妙感!

               

 鳥だけでなく、一品料理も文字通り、逸品。

               

               

               

 〆のアサリの釜飯まで、大変、おいしくいただきました。
 お連れさんも大喜びでした。


               


             blogramで人気ブログを分析
人気ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
              にほんブログ村
FC2 Blog Ranking
  

「天野茶屋」 ~喜連・楯原神社前の甘味処

2017-02-22 | 平野うまいもん

「天野茶屋」 ~喜連・楯原神社前の甘味処

                    

                    

 平野区内でも最古級となる楯原神社の大鳥居前に素敵な茶屋がある。
 喜連環濠地区まちづくり研究会の天野会長が営む、お店である。
 開店するのは毎月1日と15日の月2回だけだが、地域の方や茶道教室の方の憩いの場所となっている。

                    

                    

 ましてや、このお値段。
 まさに民間の「ふれあい喫茶」という様相。
 「儲かりませんね。」と言うと、天野会長は、それでも、「地域の方に楽しんでもらえたら」とおっしゃる。
 
 季節柄、お雛様が飾られていた。

                    

                    

 そして、壁には、あの「絵葉書マップ」のボードが飾られている。

                    

 実は「天野茶屋」さんには、「喜連(伎人郷)を着物で歩こう!」時には、多大なる、ご協力をいただいている。

                    

 また、喜連環濠地区まちづくり研究会主催の次回行事のポスターが貼られていた。

                    

                    

 以下、昨年の様子。楽しみなイベントである。


                                   
                    
 
                    


                 blogramで人気ブログを分析
人気ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
              にほんブログ村
FC2 Blog Ranking
  

奈良・菅原天満宮 ~「おんだ祭り」

2017-02-21 | 奈良の旅
  奈良・菅原天満宮 ~「おんだ祭り」

              

 奈良市の菅原天満宮(西大寺下車)で2月25日に「おんだ祭り」が執り行われる。
 この神事は神輿倉の前で、四隅に青竹を立て、しめ縄をはった仮の神田で行われる農耕儀礼である。
 翁の面を着けた田主と、牛の面を着けた子供がユーモラスな口上と所作で、まるで、狂言を見ているかのよう。
 笑いが絶えない、ほのぼのとした神事である。

              

              

              

              

              

 牛が暴れれば暴れるほど、豊作になるという。
 おひねりが飛ぶ。

              

 牛くんは、まだ中学生くらいか。
 翁の正体は、やっぱり、翁!?

              

              

              

 本物の翁からゲキが飛ぶ。しかし、よく似ていらっしゃる。

              

 肥え(人糞)を担いで、やってきた。今の子は、こんなん知らないだろうなぁ。

              

 肥えの最後の一滴まで無駄にしないため、ひしゃくに流し込んでいる。
 芸が細かい~。

              

 もみ撒きは花咲か爺のよう。
 大和の春を呼ぶイベント。


                         blogramで人気ブログを分析
人気ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
              にほんブログ村
FC2 Blog Ranking
  

               

              

              

     

「平野区ゆきまつり in 加美」 ~湖北から、雪、到着!

2017-02-20 | 平野区の地域活動協議会
「平野区ゆきまつり in 加美」 ~湖北から、雪、到着!

               

 2月19日、平野区青少年福祉委員、綿帽子の会の皆さんが湖北・長浜市の木ノ本・余呉の雪を子どもたちのために平野区加美小学校まで運んでくださった。
 雪を満載した10トン車3台の到着に子どもたちの歓声が上がる。

               

               

               


 動画1

 動画2


 雪にあまり馴染みのない平野の子どもたちも大喜びで雪遊びに興じる。
 約2000人近くの方たちが来場されたようだ。

              

              

              

 区役所の皆さんも雪ならし、お疲れ様。子どもたちや父兄の皆さまにも楽しんでいただけたようだった。


              

              

              

               
             blogramで人気ブログを分析
人気ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
              にほんブログ村
FC2 Blog Ranking

なら瑠璃絵 2017-2 ~冬七夕ロード&冬花火

2017-02-18 | 奈良の催事・イベント
なら瑠璃絵 2017-2 ~冬七夕ロード&冬花火

              

 なら瑠璃絵のメイン会場は奈良春日野国際フォーラム甍(新公会堂)の庭園に広がる「冬七夕ロード」。
 瑠璃色の宇宙が広がっている。

                           

               

              

              

              

              

              

              

              

              

              

              

               

 “願いの花短冊”を掛ける来場者。

               

 

              

              

 すべては仏の御手の中に・・・そんな言葉が脳裏をよぎった。

              

 この日は奈良公園の誕生日で祝137歳ということで、バースディ花火が打ち上げられた。


冬花火・動画


            blogramで人気ブログを分析
人気ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
              にほんブログ村
FC2 Blog Ranking
   



なら瑠璃絵2017-1 ~霧の中の二人

2017-02-16 | 奈良の催事・イベント
なら瑠璃絵2017-1 ~霧の中の二人

               

 「言葉にならない光景 それは祈りでした。」
 印象的なコピーで今年も恒例の「なら瑠璃絵」が開催された。
 光のオブジェが、瑠璃色のワンダー・ナランドへと導く。

               

               

               

               

               

 春日大社参道では、「幻想の光」と題したミスト映像の演出。
 霧に映し出されたシルエットになれば、誰もがヒーロー・ヒロインになれる。


               

               

               

                


            blogramで人気ブログを分析
人気ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
              にほんブログ村
FC2 Blog Ranking
   

関西・梅花・名所めぐり

2017-02-15 | 花めぐり~1・2月
関西・梅花・名所めぐり

 「季節の花めぐり」が年中行事である私にとって、そろそろ、梅花のシーズン到来ということになる。
 桜ほどの華やかさはないものの、梅の威厳ともいえる存在感に魅せられた人も多いだろう。
 思い起こせば、数ヶの場所で数ヶの梅に出会った。
 何処が一番で何処が二番なんて言えないが、印象に残る関西圏内の梅を列挙するならば、北野天満宮、道明寺天満宮、南部梅林、賀名生梅林、綾部山梅林、追分梅林を挙げられよう。
 もちろん、最近、ワンダースター登場、以下の梅も忘れられない。


 <月ヶ瀬梅渓>
               

                    

                    

 <万博公園>
                 
             

 <城南宮>
                            
             
              

              

 <大阪天満宮>
              
 
              

 <いなべ梅林>


               

                

梅が綻ぶ頃



           blogramで人気ブログを分析
人気ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
              にほんブログ村
FC2 Blog Ranking
   





              

司馬遼太郎  ~「菜の花忌」2.12に寄せて

2017-02-12 | 大阪の催事・イベント
司馬遼太郎 ~「菜の花忌」2.12に寄せて

             

 いつも、急行列車で通り過ぎる駅、東大阪市の近鉄「八戸の里(やえのさと)駅」。
 (「戸」を「え」と読むのは、全く正しい読み方だ。)
 ここから、徒歩約8分のところに「司馬遼太郎記念館」がある。

             

 終生、菜の花を愛した司馬遼太郎にちなんで、彼が没した2月12日を「菜の花忌」と称する。 この日が近づくと郷土の偉人を偲んで、街の至る所が菜の花で飾られ、自宅横の「司馬遼太郎記念館」では記念講演が催される。

             

             

 受付を通ると瀟洒な自宅と手入れの行き届いた庭園があり、菜の花はじめ、たくさんの季節の花に包まれている。

             

             

             

 庭園には歌碑があり、その奥に安藤忠雄氏設計という、ゆるくカーブを描くモダンな建物ー「記念館」がみえる。             

             

              

 エントランスに続く長いアプローチにも菜の花が飾られている。 

             

 エントランスからロビーを抜け、展示室に入ると、高さ11m、壁面いっぱいの書棚に圧倒される。
 「大書架」と呼ばれ、約6万冊といわれる、蔵書世界を想像してもらう空間である。

             
                               (HPより拝借)

 記念館は司馬作品との対話、自分との対話を通じて、何かを感じ取ってもらうことを設立趣旨としているそうだ。

             

             

     人間にとって、その人生は作品である。(司馬遼太郎)         

            
 国民的作家と云われる司馬遼太郎には誰もが一度は遭遇したであろう。
 私も多感な頃、ご多分に洩れず、「竜馬がゆく」を皮切りに数々の司馬作品に夢中になった。
 彼の歴史小説は史実に基づいているとはいえ、創作であるから、すべてを鵜飲みにはできないが、人生観を含めて、大きな影響を受けたことだけは間違いない。

              

              

              

 その中でも、印象深い「菜の花の沖」は彼の命日名「菜の花忌」の所以ともなった物語で、もう一度、読み直して、高田屋嘉兵衛と再会したいと思った。

              

               

 自宅の書斎の前では菜の花が満開であった。

              

              

 司馬遼太郎は今でも空の彼方から、大好きだった菜の花を見つめている。
そして、世に棲む日々を懐かしんでいるに違いない。
 そんな気がした。

 2月12日は「菜の花忌」。

              


             blogramで人気ブログを分析  
人気ブログランキングへ             人気ブログランキングへ
            人気ブログランキングへ

            ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村


梅花が“ほころぶ”頃

2017-02-10 | 心の旅
   梅花が“ほころぶ”頃

              

 各地で盆梅の始まりが伝えられる頃となった。
 梅が“咲く”のではなく、梅が“ほころぶ”とは、何とも、日本情緒あふれる表現とは思われないだろうか。
 「ほころぶ」=「ほころびる」の文語形で「ギュッと固く結ばれていたものがほどける」「やわらぐ・ゆるむ」みたいな意味である。
 冬の寒風に吹きさらされていた固い梅の蕾が、穏やかな陽射しを浴びて、ほどけるように咲く・・この表現は梅にだけ許されたものかもしれない。


              

              

              

              

              

              

              





             blogramで人気ブログを分析
人気ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
              にほんブログ村
FC2 Blog Ranking
   

              

 冷たい朝の幻想~『雪の華』

2017-02-09 | 心の旅
  冷たい朝の幻想 ~『雪の華』

             




 冷え込んだ朝、曇ったガラス窓を開けてみると、雪が薄っすらと積もっていた。
 冷たい外気がそっと、頬を撫でる。
 凛とした雰囲気が辺りに漂っている。
 綺麗なもの、醜いもの、すべてが白一色にリセットされていた。
 もう、振り返るつもりはなかったのに・・・。
 そんな雪の朝のある日、こんな歌が聴きたくなった。


              

             

             

             

             

             



              blogramで人気ブログを分析
人気ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
              人気ブログランキングへ

FC2 Blog Ranking    
 
 

樹氷と霧氷の高見山 ~スノーモンスター

2017-02-07 | 奈良の旅

樹氷と霧氷の高見山 ~スノーモンスター

              

 東洋のマターホルンといわれる高見山(1249m)。

                            

              

                                         

              

 霧氷越しに大峰・台高の山々が綺麗に見渡せた。


              


               

 樹氷へと姿を変えた木々は、まさにスノーモンスターと化していた。

               
               
 これらを「エビのしっぽ」とも形容する。

               

               

               

               

 
 頂上小屋は登山者で溢れていた。

               

                 

 東には高見山から縦走できる、近辺のもうひとつの冬山登山のメッカ、三峰山(みうねやま)が白い雄大な山容を見せていた。

               
              
 


            blogramで人気ブログを分析
人気ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
              にほんブログ村
FC2 Blog Ranking

 

 


ニフレル 5 ~WONDER MOMENTS

2017-02-05 | 博物館・美術館
ニフレル 5 ~WONDER MOMENTS

               

 直径5mの巨大球体とフロアにプロジェクションされる光と音楽の空間アート、「WONDER MOMENTS」。
 球体が地球になったり、原始宇宙になったり、深海になったり、時空を超えたWONDERが出現した。
 フロアの子どもたちは、まるで、万華鏡の住人になったみたいだった。


               

動画

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

                                   

動画
動画

               

 EXPOCITY内にはニフレルの他、さまざまな施設がある。
 なかでも、実物大ガンダムと日本一ホイールの大観覧車が目を引いた。


               

               


             blogramで人気ブログを分析
人気ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
              にほんブログ村
FC2 Blog Ranking