黒部峡谷鉄道 ② ~欅平周辺散策
黒部峡谷鉄道の終点、欅平駅から、秘湯「名剣温泉」を目指す。
まず、切り立った渓谷に架かる朱色の奥鐘橋を渡り、岩壁をえぐり取って作られた歩道、「人喰岩」に到着。
その名のとおり、大きく口を開けた岩が人を飲み込むように見える。
ちょうど、補強工事の最中で、岩壁ではなく、コンクリート壁になるようだ。
もう、人を喰うことはなくなるが、安全のためとはいえ、ちょっと、寂しい気がしないではない。
ヘルメットが用意されていた。のっけから、警告板。
「こわいと思ったら、ここで引き返してください。」
特に注意すべきは、落石だが、ダムの放水、熊出没にも注意らしい!?
黒部川のせせらぎはどこまでも、清冽で秘境ムードに溢れている。
このあたりは白馬連峰、唐松岳の裏側に位置するという。
シシウドが咲いていた。
「ミヤマカラスアゲハ」・・・私がもっとも、好きな蝶が出迎えてくれた。
「日本の秘湯を守る会」会員、「名剣温泉」到着。ここから更に奥へ行くと「祖母谷温泉」だが、今回は引き返す。
逆方向に戻って、足湯が名物である河原展望台に到着。左上に見えるのが奥鐘橋。
「猿飛峡」を目指す。歩道のいたるところが落石避けのトンネルになっている。
川幅が狭く、昔、猿が飛び越えたことからその名がついたという猿飛峡。
残念ながら、そのすぐ手前で通行止めになっていた。
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