ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

南河内の「叡福寺」 ~近つ飛鳥に眠る聖徳太子

2024-01-20 | 大阪の旅

南河内の「叡福寺」 ~近つ飛鳥に眠る聖徳太子

 

 大阪府南河内郡太子町の叡福寺(えいふくじ)は、聖徳太子御廟を守護するために、推古天皇によって建立され、奈良時代には聖武天皇が大伽藍を整備したと伝えられ、聖徳太子信仰の霊場として発展した。

 聖徳太子らの墓所 (御廟所) とされる叡福寺北古墳は、宮内庁により天皇家の陵墓(磯長陵=しながのみささぎ)に指定されている。

 御廟所には、母の穴穂部間人皇女(あなほべのはしひとのひめみこ)、妻の一人、膳大郎女(かしわでのおおいらつめ)、そして、太子が眠るとされているが、これには諸説ある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 聖徳太子が飛鳥ではなく、何故、大阪に葬られているのかと不思議に思っていたが、この地は太子に近い蘇我氏由縁の地であるということがひとつある。

 故に南河内には父の用明天皇をはじめ、推古天皇、敏達天皇、孝徳天皇と聖徳太子に所縁ある飛鳥時代を代表する天皇陵が密集しているのだ。

 また、この地は首都飛鳥から難波の港へ抜ける竹内街道のとおる場所だったので、難波から見て近い飛鳥ということで、「近つ飛鳥」とも呼ばれていた。

 古代においては、この地も飛鳥の一部だったのかもしれない。

 

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大阪中之島美術館をあとにして ~黄昏時のアートな街

2024-01-17 | 大阪の旅

大阪中之島美術館をあとにして ~黄昏時のアートな街

 

 大阪中之島美術館で開催されていた「テート美術館展 光」の観覧を終え、会場を後にする。

 ヤノベケンジ氏の「ジャイアント・トらやん」が見送ってくれた。

 

 

 

 館の前には、作者同じくヤノベケンジ氏の守り猫「Ship’s Cat」が佇んでいた。

 

 

 

 

 

 

 街なかもアートに溢れていることに気が付いた。

 

 

 

 

 

 

 

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光の道・御堂筋 ~煌めくイルミネーション・ストリート

2023-12-06 | 大阪の旅

光の道・御堂筋 ~煌めくイルミネーション・ストリート

 

 大阪のシンボルストリートである御堂筋がイルミネーションの優しい光で包み込まれた。

 

 フェスティバルホールで「呪能」を鑑賞したあと、大変厳かな心持になったところで煌びやかに彩られた御堂筋を淀屋橋の市役所前から難波まで散策した。

 

 

 

 今年は年代をイメージしたカラーで各区間を彩られているようで、阪神から大江橋までは70’で水都ブルー、北浜から船場中央までは80’のバブル期を表現しているそうだ。

 イチョウ並木がシャンパンゴールドに彩られる様は確かにゴージャスだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 久太郎町からは90'~20'で多様性を表現したミックスである。

 

 

 

 2010'で変化するエネルギーを表現したピンク。

 

 

 2020'はよくわからない未来を暗示するように、よくわからないまま、難波到着。

 

 

 

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大阪リバーサイド・黄昏逍遥

2023-08-20 | 大阪の旅

大阪リバーサイド・黄昏逍遥

 

 堂島川リバーサイドから中之島を抜けて肥後橋に至る、一刻の ”黄昏逍遥”。

 街がいつもとは違う表情をみせるコバルトアワーに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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太陽の塔・胎内へ ② ~「生命の樹」

2020-12-25 | 大阪の旅

太陽の塔・胎内へ ② ~「生命の樹」

 

 太陽の塔塔内には頂点に向かってそびえる、高さ約41mの「生命の樹」があり、マグマを思わせる真っ赤な壁面に包まれている。

   樹の幹や枝には大小さまざまな300体ちかい生物模型群が取り付けられ、アメーバなどの原生生物から恐竜、そして人類に至るまでの生命の進化の過程と根元から未来に向かって吹き上げる「生命のエネルギー」を表現をしている。

 

 

 

 

 残念なことに写真撮影が許されているのは1Fフロアの原生物エリアだけで、「生命の樹」を見上げるようにして撮影するしかなかった。

 取ってつけたような理由はもういいから、早く、上階の撮影許可をお願いしたいところである。

 

 

 

 地球上に誕生した生物のなかで、最も繁栄した生物の一つといわれる三葉虫。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 甲冑魚。

 

 

 わ!  ネアンデルタール人!?  ちゃうか!

 

 岡本太郎のデザイン画。

 

 万博当時、太陽の塔の目玉に籠城した過激派がいた。

 万博少年だった私は、ちょうど、籠城した、その瞬間に太陽の塔の根元で目玉を見上げたいた。

 「爆弾を持ってるかもしれない。」と慌てた警備員に塔から、遠ざけられた。

 50年が経って、目玉を見上げていると、突然、時間が交錯したような気がした。

 コロナ禍の最中だが、今日は赤く彩られた塔ではなかった。少し、ほっとした。

 

 

 

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太陽の塔・胎内へ ① ~「地底の太陽」

2020-12-23 | 大阪の旅

太陽の塔・胎内へ ① ~「地底の太陽」

 

 太陽の塔には4っの顔がある。

 正面の頂部にある”未来”を表す「黄金の顔」、中心にある”現在”を表す「太陽の顔」、背面の”過去”を表す「黒い太陽」。

 そして、内部にある「地底の太陽」である。

 「地底の太陽」は「生命の樹」と共に2018年に内部公開が再開されるまで、1970年以来、封印されていた。

 

 

 エントランスから、長い廊下を進むと、横に広がる空間に出る。

 そこには横幅が約11mにもなるコロナ(太陽の周りに見える外層大気のこと、奇しくも”コロナ”である。)が表現され、その中央に直径約3mの「地底の太陽」が鎮座する。

 大神「地底の太陽」を取り巻くように仮面や神像が並ぶ「呪術の世界」は「根源の世界」でもある。
 
 太陽の塔は神殿だった。
 
 
  
 
  
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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夕凪の刻 ~大阪南港ATC

2020-11-07 | 大阪の旅

夕凪の刻 ~大阪南港ATC

 

 あんなに慌しいときを過ごしてきたのに、突然、風が止んだ。

 まるで、時間も止まったような静寂、夕凪の刻。

 港の船は旅立ちを待ちわびる。

 ウミエール広場では、「光の回廊(コリドー)」が輝き始める。

オープンして、25年以上、経つのに、未だにアーバンなATC。

 

 


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新世界も、やっぱコテコテでんなあ!

2020-09-25 | 大阪の旅

新世界も、やっぱコテコテでんなあ!

 

 フグがいない新世界て、なんか寂しいでんな。

 

 顔が大きいと、マスクも布がようけ、いりまんのや。

 

 ”さすべえ”(傘付き自転車)は大阪のおばちゃん発祥!?やで。

 

 客やのに、なんで怒られるぅ!えろう、すんまへん!!

 

 どこかで、お会いしましたっけ!?

 

 じじむっさいけど、昭和のままでいてや。

 

 神様やもんね。でも、アメリカ生まれ!

 

 思わず、コロッケ、買(こ)おてしもた。

 

 「こころの支えは孫の成長。カラダの支えはこのブラジャー。」 いいねぇ!

 

 ヨン様、お久しぶり!シャッター街でも、元気ハツラツぅ?

 

 こんなパンツ、誰が履くんや?って、そういえば、履いてる人、知ってる。

 

 とりあえず、たこ焼きで一杯ひっかけて。

 

 今日のところは、これくらいで勘弁したろか。

 

 

 


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通天閣 ~大阪ランドマークは、やっぱコテコテでんがな。

2020-09-23 | 大阪の旅

通天閣 ~大阪ランドマークは、やっぱコテコテでんがな。

 

 なにわのシンボルの展望塔「通天閣」に久々に訪れた。

 明治45年(1912)、新世界のシンボルとして、凱旋門をモチーフとするビルディングの上にエッフェル塔風の鉄塔が建てられた。

 高さ64mという当時東洋一の高さを誇ったこの鉄塔は、「天に通じる高い建物」との意味で、「通天閣」と命名された。

 通天閣を中心に「ルナパーク」という遊園地もできた。(TOP写真は当時のジオラマ)

 

 その後、火災に遭って解体されたが、昭和31年(1956)市民の要請を受けて再建され、現在に至る。

 2代目の通天閣は103m、初代より39m高い。

 5階には大阪を一望できる展望台や、足の裏をなでると幸運が訪れるという神・ビリケン像などがあり、年間100万人以上が訪れている。

 

 初代通天閣を彷彿とさせる天上画が台座に復刻されていた。

 

 地下から入場すると、端から、やっぱコテコテ仕様だ。

 昭和レトロ感も半端ない。

 

 

 

 

 作者ゆでたまごが新世界にゆかりが深いということで、キン肉マンのコーナーもある。

 鉄の爪エリックやテリー・ファンク、ビル・ロビンソン、スタン・ハンセンらをモデルにしたらしいキャラクターも揃っている。

 実は立ち消えになったがタイガーマスクのように、実物のキン肉マン・デビューの計画もあったと最近、知った。

   スーパーストロングマシンはいなかったかもしれない。

 

 

 5階の展望台より。

 天王寺動物園、茶臼山公園、あべのハルカス、遥かに生駒山脈、二上山、葛城山。

 

 

 天守?に鎮座するビリケン様。ご本尊である。

 

 

 3Fでは、過去へタイムスリップ展示。

 

 

 

 

 


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天保山ハーバービレッジ ② ~海遊館イルミネーション

2020-01-30 | 大阪の旅

天保山ハーバービレッジ ② ~海遊館イルミネーション

 

 海遊館壁面には高さ約20mのジンベエザメのオブジェが飾られている。

   冬の海遊館のもうひとつの楽しみは煌めくイルミネーション。

 ジンベイザメはじめ様々な海の生き物たちが宵闇に光り輝く。(~3/1まで)

 

 点灯の瞬間!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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天保山ハーバービレッジ ① ~昭和みなとまち

2020-01-29 | 大阪の旅

天保山ハーバービレッジ ① ~昭和みなとまち

 

 海遊館周辺の天保山ハーバービレッジを久々にそぞろ歩き。

 昔はよく利用した観覧車。何に利用したか忘れたが、周辺はすっかり、変わっていた。

 

 

 天保山マーケットプレイスの「なにわ食いしん坊横丁」は昭和レトロ満載のまち。

 

 

 

 

 

 

 レース結果と赤鉛筆片手に、焼け酒、飲んで眠りこける典型的な昭和の親爺。

 よくできたフイギュアだと思っていたが、急に動いたので驚いた。

 危うく、あたまを叩くとこだった。

 

 束の間のタイムスリップ。

 

 

 

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ラピートで関空へ ~ロシア紀行・プロローグ

2019-09-11 | 大阪の旅

ラピートで関空へ ~ロシア紀行・プロローグ

 予報は雨だった。降水確率90%。

 日本だけじゃない。これから、行こうというロシア・ウラジオストクも数日間、雨予報。

 しかも、追い討ちをかけるように現地から、「レインウエアと長靴を持参するように」との連絡。

 彼の地は雨続きで、えらいことになっているらしい。防災訓練に行くのか。

 昨年、屋久島行きを台風に阻まれて以来、雨男になってしまったようだ。

 テンションが下がりっぱなしだったので、せめて、ラピートに乗って、気分を盛り上げようと思った。

 関空駅構内では、切符で作ったという名画が飾られていた。

 

 時間があったので、関空展望ホール、スカイビューに行ってみる。

 水しぶきをあげて、次々と間断なく離陸する機体。

 ミュージアムも併設されている。

 行き先の方角を示すモニュメント。

 これから行く、ロシア・ウラジオストクは表示されていない。

 ポピュラーな行き先ではないんだなと実感した。

  

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哀愁のディーゼル急行 ~鐡道館食堂 ②

2019-08-26 | 大阪の旅

哀愁のディーゼル急行 ~鐡道館食堂 ②

 「キハ58系気動車」は1960~70年代、全国各地で活躍したディーゼル急行。

 私にとっては、小3のころ、潮岬に連れていってもらったとき、初めて乗車した急行「きのくに」の思い出に繋がっている。

 発車の際、gurururu・・・とディーゼル・エンジンの唸りを直接、身体に感じるのがいい。

  その振動が、徐々に旅情の高まりへと転化していく。

 私の旅の原点ともいえる国鉄色の「哀愁のディーゼル急行」である。

 

 

 

  マイ車両の持ち込みが可能。

   マニアにとってはたまらないだろう。

 オムライスセットを食しながら、旅気分を味わった。

 これで、400円とコストパフォーマンスも抜群の鐡道館食堂。

 

「 鐡道館食堂」    JR環状線 寺田町駅 徒歩2分

 

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郷愁のブルートレイン ~鐡道館食堂 ①

2019-08-25 | 大阪の旅

郷愁のブルートレイン ~鐡道館食堂 ①

 

 JR環状線、寺田町駅近に「鐡道館食堂(てつどうかん食堂)」がある。

 昭和レトロの小さな食堂だが、店内には壮大な鉄道ジオラマの世界が広がっている。

 鉄オタやジオラママニアに非ずとも、見入ってしまう。

 Nゲージの列車が店内狭しと走り回り、国鉄時代の懐かしさと郷愁をそそる。

 ジオラマ自体、驚くほど、緻密に作られている。

 

 

 

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ツーリスト From ロシア ③ ~大阪くらしの今昔館・近代

2019-07-17 | 大阪の旅

ツーリスト From ロシア ③ ~大阪くらしの今昔館・近代

如願寺にて浴衣姿。(写真は、おもしろ旅行社より、拝借)

以下は「大阪くらしの今昔館」近代へ。

 「えっ!スタンプが、タトゥ!」

最初は硬い表情だったけど、だんだん、本来の笑顔を見せてくれて良かったです。

ラストは和食じゃなくて、マクドでした。

ウラジオストクには、マクドがないそうで。

日本は如何でしたか?また、会いましょう!

 イリーナ、ダーシャ、レイラ、マリア、キーラ、アリーナ、ポリーナ、ジアーナ、アナスタシア、

 スベタ、タチアナ、コンスタンチン。

 ボリショイ・スパシーバ!!

 

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