大阪万博、夢ふたたび !! ~1970大阪万博・メモリアル

2025年万博の開催地は24日、大阪に決定した。
強力と思われた ロシア・エカテリンブルグ、アゼルバイジャン・バクーを押さえてのものだった。
まずは、おめでとう。でも、これからが本当の勝負。
谷町4丁目のデザイン会社「スターリーワークス」で大阪万博をテーマにした企画展が開催されている。
関西のクリエーターが7年後の大阪万博の企画を“勝手に提案”という、かなり、ぶっ飛んだ内容。
入場無料。25日までの予定だったが、開催地が大阪になったので、30日まで。



半世紀前の大阪万博では、官僚的な政府館に対比するような、“ぶっ飛んだ企画”「太陽の塔」が圧倒的な存在感を放ち、成功に導いた。
並大抵の企画では、これに対抗することはできない。
シンボルは、よほど斬新なものでないと・・・。

う~ん。パワーは感じるけど、斬新かなあ?よく、見るような気がするし。

大阪万博のパビリオン「松下館」で展示していた「タイムカプセル」が大阪城天守閣の正面に埋められているのは、ご存知だろうか?


「5000年後に開封してください。」とある。
やっと、50年近く経ち、あと、4950年目前となったが、本番のそのときに見届けるものはいるのだろうか。

そんな折り、断捨離が苦手な我が家の押入れの中から、本当のタイムカプセルが出てきた。
スタンプ帳である。親がお寺めぐりの朱印感覚で集めたものらしい。


実は万博少年だった私も全パビリオンのスタンプやバッチ、パンフをマニアックに収集していたのだが、行方不明。
もし、あの品がタイムカプセルの如く出てきたら、さぞや“お宝”になることだろうに。

冷戦時代。米ソの競演は凄まじかった。
頂を極めるような巨大な建物である、ソ連館に対抗するべく、アメリカは「月の石」を展示。

あの万博に出展され、今や、日常的になったもの、数多し。
ワイヤレス・テレフォン。

あの頃の風景。古河館の七重の塔、日立館、みどり館。

光の殿堂・スイス館。

ソ連館の威容。

太陽の塔の裏側に広がる「お祭り広場」


急な昇り口に差し掛かっていた「あの頃」。緩やかな下りにいるような気がする、今。
「人類の進歩と調和」は「いのち輝く未来社会のデザイン」となる。

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