ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

彷徨する鬼たち ~節分会

2018-02-02 | その他イベント

 彷徨する鬼たち ~節分会

 「節分」は、旧暦で言う大晦日で、立春の前日にあたる季節の変わり目で、悪い気が入りやすい日=鬼門の日だとされている。

 鬼門の日には、その字の通り、鬼が出入りするという。

 鬼とは邪気の象徴で、本来は目に見えないもの、この世のものではないもの、という意味だった。

 「節分」では、炒った豆で鬼を追い払うが、その理由の1つには穀物には邪気を払う力が宿っていると考えられていたこと。

 そしてもう1つは豆は魔目(まめ)、鬼の目という意味で、鬼の目に豆をぶつけて鬼退治するという意味から来ているという説。

 また、鬼が滅びるという「魔滅(まめ)」の語呂合わせから来ているという説などがある。

 いずれにせよ、2月3日には日本中の鬼たちが豆をぶつけられて、彷徨する。 

 

 大和神社の鬼はちょっと、くたびれている!?

 

 大阪堂島薬師堂の鬼は変質者っぽい。

 

信貴山朝護孫子寺の鬼は何故かフレンドリー。

 

 

興福寺の鬼は邪気そのもの。

 

 
              

 かわいい巫女さんの豆攻撃に転げまわる鬼たちがユーモラス。(八幡市石清水八幡宮)      
         
                

行き場がなくなった鬼たちの居場所づくり。「鬼はうち!」。吉野山の鬼。

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長居植物園・ナイトガーデン

2015-08-22 | その他イベント
 長居植物園・ナイトガーデン

              

 大阪市立長居公園では「ビール片手に夕涼み」をうたい文句に18:30より夜間開園を実施している。
 私は平野から自転車で駆けつけるので、「ビール片手に」というわけにはいかないが、毎夜、音楽ステージも開催され、日中の暑さを忘れ涼むには、ちょうど良さそうだ。
 この日は「響喜」という和楽器のバンドが出演していた。

              

              

              

 イルミとライトアップに装飾された夜の公園は、いつもとは違ってみえた。


              

              

              

              

              

              

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宇治川の鵜飼 ~幽玄・華麗なる夏の風物詩

2015-08-13 | その他イベント
 宇治川の鵜飼 ~幽玄・華麗なる夏の風物詩

              

 宇治の夏の風物詩、「鵜飼」は毎年6月から、9月まで開催されている。
暑い暑い夏の夕暮れ時、川面を渡る風に涼しさを僅かに感じ始めたころ、昔ながらの衣装を着た鵜匠さんを乗せ、鵜舟が静かに川を下っていく。

               

 中の島に停泊していた鵜飼鑑賞用の乗合船にも、赤い提灯が灯り、鵜舟を追うように滑り出す。

               

 鵜船では本番前のウォーミングアップが始まっていた。
 宇治では、現在3人の鵜匠が活躍しているが、そのうち2人は女性。

               

               

 観光客から「お久しぶり!」と声がかかる。
 「えっ!?」と鵜匠の澤木さん。
 「テレビで拝見しました!」
 そういえば、テレビで何回か、お目にかかったことがある。

               

               

               

               

辺りが闇に包まれ始めると、いよいよ漁が始まる。

船頭さんと鵜匠さんの 「ホウホウ」という掛け声と、舟を櫂でコンコンと叩く音が、川に響き、風情たっぷり。
鵜の声を真似たような掛け声は、鵜を励まし、舟をドンドンと叩くのは鵜をけしかけるためだとか。
鵜たちはそんな音に誘われるように、水に潜り、鮎を喉元まで飲み込んでは、また水面に戻ってくる。

               

               

               

平安時代に藤原道綱の母が書いた『蜻蛉日記』に、宇治川の鵜飼を見た様子が描かれている。
 効率的だとは、とても言い難いが松明の篝火のもと、幽玄かつ華麗なる伝統漁法は、芸術的ですらある。

               

                

               

               

               

               
              
               

               

               

               

 動画1・クリック         

 動画2・クリック


 実際に見るまでは「鵜飼とは鵜を搾取するような人間のエゴ剥き出しの漁法」と思っていたのだが、鵜匠と鵜の深い信頼関係と愛情や絆を感じられて、いっぺんに鵜飼が好きになった。

 鵜匠、澤木さんのブログクリック  「宇治川の鵜飼」
 


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NPWプロレス観戦記 ~平野区民ホール

2015-01-21 | その他イベント
 NPWプロレス観戦記 ~平野区民ホール

              

 1月11日、平野区民ホールでプロレスが開催された。
 NPWは業界では新日本のようなメジャーに対して、インディーズといわれるプロレス団体で、20年前、アマチュア・プロレスとしてスタートした。
 格闘技系やショーマン系など様々な流派に分派しながら、進化を続けるプロレスの中でNPWのような地域のインディーズ団体も熱い闘い(興行)を繰り広げている。
 興行といっても、入場料無料。

 Ayaka、登場。ピンクの勇姿。

              

 メイドカフェから飛び出してきたような、めいりぃ。(本当にそうらしいが)

              

 ショ―だなどと、馬鹿にしちゃいけない。
 相当な練習量がうかがえる。
 サブミッション(関節技)もしっかり、入っている。
 腕ひしぎ逆十字がきまった。

              

              

 オーナーレスラーの火竜(ひりゅう)。
 昔、どこかで見たような巨漢のダボダボレスラー。

              

 メインイベントはNPW王者、山本淳福 VS 挑戦者HARU。
 あろうことか、男VS女の闘いである。

              

 淳福は悪の軍団のリーダーということで、ヒールである。
 (プロレス用語でヒール=悪、ベビーフェイス=正義を現わす)
 のっけから、場外乱闘。ヒールに徹することができるのはプロの証拠。

              

              

 パイプ椅子やチェイン攻撃は当たり前。

              

              

 HARU。もダイビングプレスで反撃。

              

 それも一瞬。淳福のパワーボムを喰らう。

              

 憎き悪役の勝利。次回に繋ぐ演出がうまい。

              

 何だか、古き良き昭和プロレスの幻影を思い出してしまった。   


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