ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

奈良まち散策 ~にゃらまち・ねこ祭り

2013-06-28 | 奈良の旅
    奈良まち散策 ~にゃらまち・ねこ祭り

              

              

 江戸時代から大正・昭和時代初期にかけて建設された町家が数多く残る奈良市の旧市街地「奈良町」を会場に、猫をテーマにしたイベント「にゃらまちねこ祭り2013」が開催されている。
 雑貨店や飲食店など45店が参加し、6月30日までの期間中、アート作家による猫の作品展やオリジナル猫グッズの販売などをする。

              

              


 その昔、奈良町には、沢山の猫たちが暮らしていました。
 そんな奈良町の猫たちをテーマにアート作家達が中心となって開催した
 猫作品展で誰が言い出したのか、奈良町を「にゃらまち」と呼び出しました。
 その頃より奈良町界隈には、何故か猫物を扱うお店が集まるようになり、色んな猫たちが暮らし始めました。
 そうして、猫好きは、何時しかこの辺りを 『にゃらまち』 と呼ぶようになったのです。
 そう、猫好きにとって「ならまち」は 『にゃらまち』となり、『猫好きの聖地にゃらまち』 と言われるようになったのです。

                      (にゃらまちねこ祭りHPより)


               

               

               

               

                

 奈良まちといえば、元興寺。紫陽花が見頃だった。

               

 そして、奈良まちというと、人気の町家カフェ、『かなかな』さん。
 「かなかなごはん」がお目当て。

               

               

               

 そしてそして、やっぱり、はずせない身代わり猿。

               

 これは至極、名言!特に右下が・・・。


               


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平野郷屋敷 ~オールドタイムの痕跡

2013-06-20 | 平野探訪
  平野郷屋敷 ~オールドタイムの痕跡

              

 古き時の痕跡を肌で感じる場所がある。
 大阪市平野区加美鞍作の「がんこ平野郷屋敷」と「奥田邸」である。

              

              

 それにしても、“鞍作”(くらつくり)という地名。
 誰しも、この曰くの有りそうな地名に興味を持つに違いない。
 昔、馬の鞍を作っていたのかと。
 歴史好きなら、鞍作 止利(くらつくり の とり)を思い出すかもしれない。
 彼は飛鳥時代7C前半に活躍した渡来系の仏師で法隆寺金堂本尊銅造釈迦三尊像や安居院(飛鳥寺)本尊の釈迦如来坐像(飛鳥大仏)が代表作といわれている。
 “鞍作”の名が渡来人の彼等一族に由来しているであろうことは容易に想像がつく。

               

 その一角を占める「がんこ平野郷屋敷」は江戸時代に豪商として栄えた辻本家の屋敷であった。
 今はがんこフードチェーンが借り受け、米蔵や炭蔵などを客室に改造。
 優雅なひとときを過ごせる趣きある料理店となっている。
 併設の「くらしの博物館」や日本庭園の見学は無料。
 平野町歩きの人気スポットでもある。

              

              

              

              

              

              

 待合室からして、博物館のようである。

              

              

 その平野郷屋敷から道路を挟んで真向かい奥に位置するのが、江戸時代の大庄屋だった、「奥田邸」である。
 17C初頭に建てられ、国の重要文化財の指定を受けているという、こちらの邸宅は門の前に立つだけで、その威容に圧倒される。

 
              

              

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天神橋筋商店街、ぶらり!~「大阪くらしの今昔館」

2013-06-17 | 旅行
  天神橋筋商店街、ぶらり!~「大阪くらしの今昔館」

 南北約2.6kmと直線では日本一の長さを誇る「天神橋筋商店街」。

              

 その中でも天神橋筋二丁目は、天満宮参道。
 左右に店が軒を連ね、落語専門の定席・天満天神繁昌亭もあり、大いに賑わっている。

              

 熱々コロッケやミンチカツで有名な「中村屋」があり、行列ができている。 1つから売ってくれるのでコロッケを買っての食べ歩きがここの定番だとか。

 国道1号を渡るとき、ふと見上げると入口上部にリアルな人形4体がドーン!とある。
 天神祭の船渡御で御神霊を出迎える「お迎え人形」だが、いかにも、大阪らしい。

              

              

              

 そのまま、天六まで歩くと、一角のビルの高層階に面白いミュージアムがある。
 大阪市立住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」である。

              

              

 江戸時代、明治、大正、昭和の古き浪速の街が再現されており、束の間のタイムスリップが楽しめる。
               

 入場者は外国からのお客様が多く、見受けられた。
 しかし、このような施設こそ、地元の方に見てもらいたいと思うのだが。
 


               

               

               

               


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「さんきゅう水産・魚河岸寿司」 ~平野グルメ

2013-06-15 | 平野うまいもん
    「さんきゅう水産・平野店・魚河岸寿司」 ~平野グルメ

 JR平野駅すぐ、スーパーのイズミヤの1Fテナントにある寿司屋さん。
 「さんきゅう水産・平野店」さんは私お気に入りのお店である。
 店内に入って、まず、清潔さと明るさが目を引く。

             

               

 “板前にぎり”がキャッチフレーズらしく、経験ゆたかな寿司職人さんが握る本格派。
 しかも、新鮮且つ、デカネタ、そして、リーズナブル。
 この日は夜だったが、ランチは更にお得感が一杯である。

             

             

             

 二貫150円から、300円くらいで殆どが楽しめる。
 この貝汁もおススメだ。

             

             

 お寿司、お腹いっぱいで、町を歩けば、彼方此方から、祭りばやしが聞こえてきた。
 平野の夏も近い。


             

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「加美SORAガーデン」 ~街なかのオアシス・平野探訪

2013-06-10 | 平野探訪
  「加美SORAガーデン」 ~街なかのオアシス・平野探訪

                    

 大阪市平野区加美鞍作の「加美SORAガーデン」は、商業複合ビル(1Fはスーパー、2Fはクリニック・モール)の屋上に出現した“街なかのオアシス”である。
 手入れの行き届いたガーデンはミニ植物園を思わせ、生駒の山並みなど、見晴しも上々。
 おまけに営業中は出入り自由で無料、弁当持ち込みOKというのも嬉しい。

                    

                    


 オーナーは地域の国定重要文化財「奥田邸」の奥田順一氏のご子息、奥田謙一氏。
 「地域の皆さんが気楽に寄って、くつろげる緑豊かな空間を提供したい」という想いから、建設された。

 訪れた、この日はスカシユリが満開であった。

                    

                    

 ガーデンには「カフェサリュ」が併設され、地域の奥様方で賑わっていたが、ガーデンは人もまばら。
 管理されている、ガーデニングのランズの井上さんは「地域の方にもっともっと、利用してもらいたい。」とおっしゃっていた。

 「加美SORAガーデン」は屋上緑化によるヒートアイランド現象の緩和、ビルの断熱効果、省エネ効果、また、太陽光発電、雨水タンクなど環境へも配慮されている。
 ガーデンは全面バリアフリー、車椅子散策も可能。
ウォークラリーの中継点にも好都合だろう。
 今後はフリマなど地域との連携も模索したいとのこと。


                    

                    

                    

                    

                    

                    

                    

                    

                    

                    

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紙再生工房・NPOもなか会 ~平野の元気もん

2013-06-03 | 平野の元気もん
紙再生工房・NPOもなか会 ~平野の元気もん



デジブック 『紙再生工房・真っ最中』


大阪市平野区加美北の紙再生工房(運営母体 NPO法人もなか会)さんは就労継続支援B型事業の「紙再生」に特化した作業所である。
障がいを持つ方たちが地域で生活(働く)するための拠点となるべく、日々、奮闘されている。
また、資源リサイクルとして、主に牛乳パック紙や酒パック紙を回収して、原料とされている。
最近はこの原料に大和川に生えているヨシを漉き込んで、薄茶色の独特の風合を出した再生紙が人気を呼んでいる。
ヨシはイネ科の植物で水質を浄化する特性がある。
この商品はアウトドア・メーカー、㈱シマノとのコラボレーションで実現した。
これで、福祉にリサイクル、水質浄化に環境保全、地元企業との協働といった、一石三鳥、四鳥の活動団体としても注目を浴びている。









現在の主要アイテムは名刺、ハガキ、ポチ袋、レターケースなどであるが、最近は地元の花屋さんと提携し、紙製のオリジナル花器を開発したり、更に立体的なアート作品を試作したりと新たなる挑戦を続けている。



紙再生工房の皆さんには、どなたからも笑顔で挨拶していただいた。
とても、明るい雰囲気から、紙再生に対する生きがいと誇り、そして、自信と責任を持って、作業されておられるように感じた。
チームとしての一体感も感じることができた。
皆さんは小学校などで開催される、紙漉き教室の講師をされることもあるという。

“再生”をもじった“サイ”の“セイ”ちゃんは紙再生工房のマスコットキャラ。




前橋誠士所長(前列、左端)の夢は着実に実現しているようにお見受けした。



でも、前橋さんは「まだ、夢の途中・・・“もなか”(最中)です。」とおっしゃるに違いない。


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