大宇陀松山の陶灯 ② ~夏の夜の幻想
陶工房 釉(ゆう)さんの陶灯。
宮沢賢治が描いた童話の世界を見ているような気がした。
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大宇陀松山の陶灯 ② ~夏の夜の幻想
陶工房 釉(ゆう)さんの陶灯。
宮沢賢治が描いた童話の世界を見ているような気がした。
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光が織りなす幻想世界 ~大宇陀松山の陶灯 ①
宇陀松山夢街道で恒例の町並みライトアップのイベントが開催されていた。
今回のお目当ては「陶工房 釉(ゆう)」さんの陶灯の展示。
陶灯~陶器に開けられた細かな穴から、こぼれる光りが織りなす幻想の空間が広がる。
歴史薫る奈良県大宇陀の松山地区、重要伝統的建造物群保存地区の一画に、 築180年の住居兼工房である陶工房 釉(ゆう)が在る。
ならまちと周辺・デジスケッチ ~晩夏のころ
少し、暑さも和らいだと思ったのも束の間、また、茹だるような蒸し暑さのぶり返し。
コロナで遠方外出もままならず、ネタの尽きたブロガーほど、哀れなものはない。
仕方なく、近隣のいつものところに、暑さにふらふら、日干しになりながら、デジスケッチ。
元興寺極楽坊と元興寺塔跡。折しも地蔵会だが、夜の灯火は見れない。
十輪院に参る。
ならまち界隈をぶらり。
消防ポンプ収納庫の上に鎮座する大鹿さま。
百日紅目当てで毎度毎度の浮見堂へ。
彼等も木陰で茹だっていた。
夏から秋へ ~季節の花
日中、照りつける日差しが柔らかくなったと感じた。
蒸しかえるような夜もいつの間にか去り、涼しげな風が虫の声を運び、心地良い眠りを誘う。
季節は確実に次のステージに廻り始めている。
デュランタの紫が美しい。
キキョウが、女郎花が秋の到来を告げている。
道端では、萩が咲き始めた。
ムクゲやホテイアオイだって。
コムラサキがかわいい実をつけている。
このサルスベリが、こんなに美しいと思ったことはなかった。
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奈良博三昧 ⑥ ~天王の迫力
奈良博三昧も、いよいよ、クライマックスへ。
その3体の天王の圧倒的な迫力・存在感の前に立ち尽くす。
多聞天・増長天・毘沙門天立像である。
そして、踏みつけられる鬼たちが不憫に思えてくる。
東大寺曼荼羅 当時にタイムスリップ。
第10章 奈良博コレクション三昧
フィナーレは仏像館の入り口を警備するために吉野・金峯山寺から、出張されている金剛力士さま。
かつて改装前は仏像館も写真撮影可だったと思うが、今回は入り口のお二人のみ可。
仏像館も、特別展のように、どうか関係者の皆様の広い御仏の心で。
奈良博三昧 ⑤ ~愛染明王坐像
愛染明王は、頭に獅子冠をかぶり、髪を逆立て、三目で、牙をむき出して口をカッと開き6本の腕を持った恐ろしい姿の忿怒(ふんぬ)尊。
愛染という名前のとおり、愛情・情欲をつかさどり、愛欲貪染をそのまま浄菩提心(悟りの心)にかえる力をもち、煩悩即菩提を象徴した明王である。
第7章 神と仏が織りなす美 より
国宝 薬師如来坐像
女神坐像
地蔵菩薩立像 (鎌倉時代)
藤原鎌足像
子孫から神として祀られた。
熊野三所権現御正体
山王十社本地懸仏
第8章 高僧のすがた より
南無仏太子立像
聖徳太子は2歳の春に東を向いて、「南無仏」を唱えたという。
鎌倉時代の仏師 善円作。
純真そうな十一面観音菩薩立像。
春日神鹿舎利厨子。
春日明神(舎利)が神鹿の背に乗る。
第9章 南都ゆかりの仏教美術 より
十一面観音菩薩立像(平安時代)
弥勒来迎図
奈良博三昧 ④ ~伽藍神(がらんじん)立像
奈良博三昧も後半。ここで、ポスター等にも登場されている奈良博三昧のスターともいうべき「伽藍神立像」である。
まるで、今から疾走して金メダルでも取りそうなほど躍動感に溢れている。それにも増して愛嬌あるお顔立ち。
実際には修行を怠る僧に、俊足を生かして、くぎを刺してまわったという寺院の守護神。
(第7章 神と仏が織りなす美)より
さて、順通り、第5章 仏教儀礼の荘厳 から、工芸品の数々。10c~14cころ。
舎利を安置する宝塔。密教修法に用いられた。
三鈷杵(さんこしょ)は 主に気の結界を張るために使うという。
大般若経を収めた厨子。
第6章 地獄極楽と浄土教の美術より
阿弥陀如来坐像 (平安時代)
地蔵菩薩立像 (鎌倉時代)
刺繍釈迦阿弥陀二尊像
釈迦(右)は現世で死者を送り、阿弥陀は死者を浄土へ迎える。
地蔵菩薩像
十王図 閻魔様たちですね。
国宝 辟邪絵(へきじゃえ) 平安時代
中国で信仰された、疫鬼(えっき)を懲らしめ退散させる善神(ぜんじん)を表わしたもので、天刑星(てんけいせい)、栴檀乾闥婆(せんだんけんだつば)、神虫(しんちゅう)、鍾馗(しょうき)、毘沙門天(びしゃもんてん)が描かれている。
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奈良博三昧 ③ ~写経と密教
如意輪観音菩薩坐像。とても、リラックスされているようだ。
奈良博コレクションの中から仏教美術1400年の選りすぐった作品を辿っていく「奈良博三昧」も佳境に。
第2章 写経に込められた祈り
中国のお坊さんがインドに修行に行った際、お経を持ち帰り、漢字に翻訳していく。
コピー機のなかった時代、「写経」は最初、仏教の布教の手段であったが、いつしか、「写経」そのものがご利益を授かる良い行いとされるようになっていった。
転写である「胎蔵曼荼羅」。
経筒の中の仏像。
第4章 密教の聖教とみほとけ
「両界曼荼羅」(厨子入)
密教の世界を表す金剛界・胎蔵界を一対の曼荼羅に描かれている。
曼荼羅の世界が続く。
文殊観音像
不動明王八大童子像
如意輪観音像
普賢菩薩像
闘いに勝つための祈願の本尊。
大威徳明王騎牛像。
一堂に会す五大明王像。
五大明王のセンター、不動明王。以下、4明王。
降三世明王
金剛夜叉明王
軍荼利(ぐんだり)明王
大威徳明王
そして、如意輪観音さま。
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奈良博三昧 ② ~至高の仏教美術コレクション
コロナ禍で遠出が、なかなか叶わないが、この機会に地元の博物館などで地域のお宝を堪能するのもいいだろう。
それにしても、今回の奈良博三昧。ポスターや看板のデザインがとても、シュール&POPで目を引く。
第2章は「飛鳥・白鳳・天平の古代寺院」。
定林寺出土の塑像片。飛鳥時代7Cのもの。
浜松市出土の瓦塔。素焼きの五重塔である。
一木造の如来像。損傷が激しいが、そのぶん、年代を感じる。(8~9C)
火頭形三尊塼仏。レンガでできている。橘寺出土。
頭上に化仏をつける観音菩薩立像。銅造。
薬師如来坐像。奈良時代。
力士像。ユーモラスな雰囲気が漂っている。「アイ―ン!」
十一面観音菩薩立像。ビャクダンを用いている。奈良~平安時代。
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奈良博三昧 ① ~奈良国立博物館・特別展
奈良国立博物館では秘蔵品を展示する特別展を開催している。
規程に沿えば写真撮影可なのは、ブロガーにとって朗報である。
まずは、第一章「ブッダの造形」から。
インド人らしい彫りの深い仏様。我々のイメージとはちょっと、違う「菩薩立像」。
馴染み深い、ふくよかな顔立ち。唐代の「十一面観音菩薩立像」。
「誕生釈迦仏立像」(飛鳥時代)
「出山釈迦如来立像」(南北朝時代)悟りを開いたお釈迦様。
「釈迦如来立像」(鎌倉時代)
古代においては、刺繍は仏像表現のひとつ。
「刺繍釈迦如来説法図」
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