ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

「ニコライⅡ世凱旋門」と「鷹の巣展望台」 ~ロシア・ウラジオストク紀行」紀行 ⑪

2019-09-24 | ロシア紀行

「ニコライⅡ世凱旋門」と「鷹の巣展望台」 ~ロシア・ウラジオストク紀行」紀行 ⑪

 (ウラジオストクのランドマークともいうべきルースキー島連絡橋を鷹の巣展望台から望む。)

 

 石とレンガ造りのおとぎの国のようなアーチ門は「ニコライⅡ世凱旋門」である。

 ニコライⅡ世はロシア革命によってソ連が誕生する前に栄えたロマノフ王朝、最後の皇帝。

 日本で、有名な「大津事件」に遭遇した、あの人物が1891年にウラジオストクへ凱旋した記念に建てられた門である。

 なかなか、メルヘンチックで印象的な建物である。

 

 

 

 さて、ここから、ウラジオストクのシンボル、「ルースキー島連絡橋」のビューポイント「鷹の巣展望台」を目指す。

 乗り合いバスを利用し、極東国立大学前で降りる。

 古い建物(大学?)を抜けて、ケーブル乗り場目指して、登っていく。

 

 ロシアに2つしかないという、古色蒼然とした、ケーブルカーに乗って、展望台へ。

 鷹の巣展望台に到着。

 眼下には「ルースキー島連絡橋」と金角湾の港やルースキー島が見える。

 橋の延長は3100m、主橋梁部は全長1886mの斜張橋で、 中央径間が1104mあり、その長さは現在、斜張橋の世界記録となっている。

 2012年、ロシア初のAPECが開催された際、会場のルースキー島へのアクセス改善のため、国家威信を賭けて完成させたというが、日本の技術協力も大きかったと聞く。

 

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