nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

北陸の旅(3)~福井駅は恐竜だらけ

2015-05-28 21:46:00 | 国内の鉄道
新高岡から北陸新幹線、金沢で在来線特急「しらさぎ」に乗りついで福井に到着しました。福井駅前は、工事中でしたが、駅舎の壁には巨大な恐竜のイラストが描かれていました。

福井は勝山付近で恐竜が発掘されたことから、恐竜で町おこし、いや県おこしを大々的に行っているようです。駅前広場にも立派な恐竜モニュメントが立っていました。

恐竜の前のベンチにさりげなく座っている「ゆるキャラ」が可愛いですね。個人的にはグロテスクな恐竜よりもゆるキャラに惹かれます。

工事現場には、こんな看板も。これはユーモラスで楽しいですね。そういえば駅の中にも恐竜?が潜んでいました。

3人用ベンチのひとつを占拠しているし、そのすぐ隣には誰も座りたがらないようです(笑)。
コンコースのみならず、ホームのベンチにも出没していました。(この写真はJRではなく、えちぜん鉄道福井駅の様子です)

思わぬ恐竜?に歓迎されたわけですが、今回の旅は福井に2泊して福井県下を鉄道で巡ります。

北陸の旅(2)~新高岡駅と城端線

2015-05-28 16:56:00 | 国内の鉄道
富山からは北陸新幹線のシャトル列車「つるぎ」で新高岡駅へ。富山、新高岡、金沢を行ったり来たりしているだけなので、空いていました。最後尾1号車自由席の乗客は私だけ。乗車時間10分ほどで新高岡に着いてしまいました。あっけないですが、フリーきっぷは新幹線も乗り放題なので気になりません(笑)

駅も何もないところに忽然とできた新高岡駅。新幹線らしく堂々たる駅舎です。ここで降りたのは、城端線との乗り換えがどうなっているか視察するためです。城端線との交差地点に駅ができたので、城端線にも新高岡駅ができました。とはいっても、新幹線の改札を出て、高架下のお店などが並んでいる一角を通りぬけ、道路を渡って、ようやく城端線の乗り場に到着です。もっとも、道路と言っても交通量は極めて少ないようだし、新幹線高架下で道路を横断し、あとは屋根付きの通路をたどっていくので、雨が降っても濡れないようになっています。乗り換え状況は、まあ合格点でしょうか?

駅を見ておしまいではつまらないので、城端線に乗ってみました。一つ先の高岡駅までです。アニメか何かのキャラクターを描いたラッピング車両がやってきました。

僅か3分で高岡着。ラッピング車両は車両基地に引き揚げてしまい、15分後に出る別のディーゼルカーに乗りました。もっとも、新高岡で降りても、次の新幹線まで1時間ほど待ち時間があります。それなら、もう少し城端線に乗っていようと、新高岡を通りすぎ、次の二塚(ふたつか)で降りてみました。

降りるのは、さらに先の駅でもよいのですが、二塚は今どき珍しく貨物列車の発着がある駅です。貨車でも停まっていれば、新高岡へ戻る列車を待つ時間も退屈しないで済みそうです。予想通り、ホームには貨車が停まっていました。

貨物の入換をするためか駅員さんがいたので入場券を買ったり、駅スタンプを押したりして、再びホームに出ようとしたら「写真を撮っても構いませんが、もうすぐ貨物列車が到着するので気をつけてくださいね」とのこと。一眼レフを持っていたし、どうみても鉄道ファンですから・・・(笑)

思わぬ情報を得てホームに出ると、高岡方面から貨物列車がディーゼル機関車DE10形に引かれてやってきました。

この駅から貨物専用線に入り、近くにあるパルプ工場へ向かうのですが、しばし停車のようです。そのうち、高岡行きがやってきたので、これに乗って新高岡駅に戻りました。