nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

久しぶりに葛飾・柴又へ

2018-10-04 14:15:00 | 国内の鉄道
久しぶりに葛飾・柴又を散策してきました。もちろん京成金町線に乗って。

柴又駅前には、変わらず寅さん像がありましたが、

新たに妹さくらの像もできていました(ニュースで知ってはいたのですが、実物を見たのは初めてでした)。



有名な参道を通って

帝釈天にお参り。

さらに歩いて、寅さん記念館へ。

前回、訪問してから改装されたとのことで、期待しながら中へ入ります。

映画で使ったセットが、くるまや、その裏にあったタコ社長の印刷工場など移設されて展示中です。いずれも撮影OKでした。さらに進むと、田舎の駅を模したコーナーがありました。

改札口から中へ入ると、かつて金町から柴又まで走っていた人車(本物?)が置いてありました。

人車(じんしゃ)というのは、人力で走る鉄道車両のことです。どんな感じだったかは、ジオラマがありましたので、それを見てください。

人力車とは逆で、人が押して走行していたのですね。

このほか、旧型客車の車内風のコーナーがありました。寅さんが愛用したローカル線の「汽車」に乗っている雰囲気です。

シートに座って車窓を眺めると、寅さん映画の鉄道が登場する名場面が次々と出てきます。初期の映画は、まだSLが現役だった時代なので、D51、C58、C11、D60など様々な全国の「汽車」が映し出されます。いい感じです。SL以外にも、キハ58などディーゼルカーも続々と登場。思わず魅入ってしまいました。

寅さん記念館の隣に出来ていた山田洋次ミュージアムも見学。

久しぶりに寅さんワールドに浸った半日でした。



プレーン滞在、湖と駅~SLの代役ディーゼル機V200形牽引イベント列車の旅。その2

2018-10-04 10:47:00 | ヨーロッパの鉄道
1990年夏のヨーロッパ旅行、デジタルアーカイブス、シリーズ第16弾

SLの代役ディーゼル機V200形牽引イベント列車の旅。その2

この旅の目的地プレーンには湖があるので、まず一行は貸切の遊覧船で湖上をめぐりました。
船を待っていた時の写真ですが、肝心の船の写真がありませんでした(汗

プレーン城が見えてきたので撮ってみました。ランチは船上のカフェテリアで摂ったような気がします。

前回(シリーズ第15弾)にご紹介したV200の写真を撮影したら、このローカル線を走るディーゼルカーがやってきました。V200形との並びです。


プレーン駅に戻ります。小さいながらもまとまっていて、鉄道模型のレイアウト(ジオラマ)に作ってみたくなるような駅でした。




この路線は新型(当時としては)ディーゼルカーが主力ですが、少ないながらもディーゼル機関車牽引の客車列車も走っていました。それがやってくると、ツアー一行は、みなカメラを構えます。日本もドイツも同じですね(笑)



国鉄DD54形のルーツです。

機関車の次位には貨車が連結されていました。混合列車というよりは、荷物車の代用だと思います。現在は、どうなっているのでしょうね。

この後、V200形牽引のイベント列車が入線。私も乗り込みました。列車は、引き返すのではなく、さらに先へ行き、何と廃線となった路線を最徐行で進んで南下し、バート・オルデスロウというハンブルク~リューベック間の幹線に合流しました。この駅で、東ドイツ地区から駆け付けたSLに交代との情報があったのですが、SLは現れず、そのままハンブルクに戻りました。

ハンブルク中央駅のホームで車掌に感想を聞かれたので、「楽しかったけれど、SLが故障したのは大変残念」と答えました。すると、真顔で、明日は代機が準備できるから、朝一番にハンブルク・アルトナ駅へ来ないか?と時間を教えてくれました。Dankeと礼を述べて、明日の再会を心待ちにしました。