徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

細川ガラシャ夫人没後422年

2022-07-17 21:21:54 | 歴史
 今日は細川ガラシャ夫人が慶長5年(1600)7月17日に亡くなられて422年の日。泰勝寺跡(立田自然公園)のガラシャ夫人御廟には3月にお参りしたきりなので近々またお参りするつもりだ。
 夫人が詠まれた歌三首をあらためて読み直しお人柄を偲んだ。

▼味土野の山中に幽閉時の歌二首
  • 逢うと見て かさぬる袖の移り香の 残らぬにこそ 夢と知りぬる
  • 身をかくす 里は吉野の奥ながら 花なき峰に 呼子鳥鳴く
▼辞世の歌
  • 散りぬべき 時知りてこそ世の中の 花も花なれ 人も人なれ


幽閉された味土野

 2016年に放送された大河ドラマ「真田丸」では、細川忠興公の留守宅で、ガラシャ夫人がミサをやっている場面があった。歌われていた讃美歌はグレゴリオ聖歌の一つ「Tantum Ergo/この大いなる秘蹟を前に」。この「Tantum Ergo」が織り込まれている合唱曲「どちりなきりしたん」を久しぶりに聴いてみた。「どちりなきりしたん」とはキリスト教の教義書のことで、作曲家の千原英喜さんが2002年に作曲した組曲。


合唱:熊本大学教育学部附属中学校合唱部