昨日散歩の途中、中坂を登っていると中学生の男子二人が談笑しながら坂を下ってきた。ひと休みしながら彼らの会話を聴いていると、一人の男子が「おれ、最近自分が年寄りじゃないかと思うんだよ」。なんとなく可笑しくてついクスッと笑った。そしてその言葉の意味するところはさておき、二人の会話にまったく熊本弁が出て来ないことに感心した。どうやらこれは今の子どもたちに共通しているらしい。やはりメディアの発達によるものなのだろうか。僕が高校1年生の時に初めて上京し、親戚の家を訪ねた時、言葉のコンプレックスでろくにしゃべれなかったことを考えると、隔世の感を禁じ得ない。
しかし、一方では熊本弁が段々失われていくのではないかという寂しさも感じる。おそらく各地方でも同じような傾向にあると思われるが、これから50年後、百年後、方言は消えてしまうのだろうか。
熊本弁を使った民謡・俗謡は「おてもやん」を始め数々あるが、下の「とっとっと」という唄は平成時代に作られた現代端唄とでもいったらいいだろうか。作詞:佐藤幸一さん、作曲:今藤珠美さんのコンビで、熊本弁の面白さを軽妙洒脱に表現している。
しかし、一方では熊本弁が段々失われていくのではないかという寂しさも感じる。おそらく各地方でも同じような傾向にあると思われるが、これから50年後、百年後、方言は消えてしまうのだろうか。
熊本弁を使った民謡・俗謡は「おてもやん」を始め数々あるが、下の「とっとっと」という唄は平成時代に作られた現代端唄とでもいったらいいだろうか。作詞:佐藤幸一さん、作曲:今藤珠美さんのコンビで、熊本弁の面白さを軽妙洒脱に表現している。