二百十日も過ぎ、季節はこれから実りの秋に入って行くのだが、メディアでは「令和の米騒動」なる文字が踊っている。大都市圏を中心に「スーパーから米が消える」事態となり、全国的な米不足になっている。理由は昨年の猛暑や、地震の影響を受けての買いだめなどが原因だという。これはスーパーの種類によって状況は異なっているらしい。年間で定期的に数量を決めているスーパーでは比較的余裕があるようだが、その都度仕入れているスーパーでは米がなくなっているようだ。問題は品薄だけではない。米価が高騰しているのだ。今年に入って、米の価格は5キロ2,000円から3,000円に上がっているという。大阪府知事が備蓄米の放出を政府に要求したようだが、坂本農林大臣はこれに否定的。その理由として、市場価格に人為的な影響を与えること避けたいらしい。そんなことを言ったって既に米価は高騰しているわけでなんらかの手を打つのが当たり前と思うのだが。いったいいつまでこんな事態が続くのだろう。
近くの田んぼを見に行った。昨年とほぼ変わらない生育状況だ。頭を垂れるまではもう少しだが、新米が市場に投入されるのが待ち遠しい。
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成道寺川流域の田んぼ
近くの田んぼを見に行った。昨年とほぼ変わらない生育状況だ。頭を垂れるまではもう少しだが、新米が市場に投入されるのが待ち遠しい。
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成道寺川流域の田んぼ
米という字を 分析すればョ 八十八度の 手がかかる
お米一粒 粗末にならぬ 米は我等の 親じゃもの
お米一粒 粗末にならぬ 米は我等の 親じゃもの