「球磨の六調子」は球磨地方を代表する民謡の一つ。祝宴には欠かせない唄で、宴たけなわともなれば、突然だれかが歌い出し、それから調子が崩れて、手拍子、手踊りが始まる。歌詞は多いが、歌い出しは「球磨で名所は青井さんの御門(前は前は)/前は蓮池桜馬場 ヨイヤサー」で始まり、間に「多良木の文蔵爺 湯前の猫八どんお主ゃ かみあげほっつりほっつりのぼらんせ」などの囃子ことばと、歌詞の間にいろいろのざれ言葉も加えて一段と変化をつけ、座興を添える。
由来や伝承ははっきりしていないが、牛深ハイヤ節が球磨川を遡って伝わったという説や、瀬戸内地方や大分県などで広まった「よいやな節」が南下してきたという説などがあるという。

青井阿蘇神社の赤鳥居の向こうに楼門(人吉市上青井町)

青井阿蘇神社の拝殿

2015.3.11 熊本市民会館大ホール「人づくり基金コンサートVol.4 民謡 力!」唄:川口優空(中2)
由来や伝承ははっきりしていないが、牛深ハイヤ節が球磨川を遡って伝わったという説や、瀬戸内地方や大分県などで広まった「よいやな節」が南下してきたという説などがあるという。

青井阿蘇神社の赤鳥居の向こうに楼門(人吉市上青井町)

青井阿蘇神社の拝殿

2015.3.11 熊本市民会館大ホール「人づくり基金コンサートVol.4 民謡 力!」唄:川口優空(中2)