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この季節になると決まって聞きたくなるのが端唄「春は嬉しや」。と言ってもこの唄は春夏秋冬の恋模様を唄っている。春が出だしなので春の唄のイメージが強い。「話を菊の花」や「気を紅葉(もみじ)」などの掛詞(かけことば)を使ったり、「花見、鳴海、月見、雪見」と韻を踏む歌詞があったりして洒落ている。この動画は今から15年前の映像で、立方の「ザ・わらべ」はまだ中学生と小学生だった。注目は地方のメンバー、熊本を代表する邦楽演奏家が揃っている。仮設の舞台が設えられているのは坪井川に沿った熊本城長塀前で、熊本地震以来、この一帯は立入規制エリアである。早い復旧が望まれる。
※右の絵は鈴木春信の「夜の梅」