ねずみさんちの はじめてのクリスマス/キャラリン・ビーナー・文 マーク・ビナー・絵 まえざわ あきえ・訳/徳間書店/2018年
さむいさむい冬の日、ハリネズミさんにおしえられ、父さんとねずみと母さんねずみ、17匹の子ねずみたちが、24番地の部屋へ引っ越してきました。
ある日、父さんねずみがが見たのは、みたことない風景。大勢の人が集まって、歌ったり、踊ったり、ゲームをしたりとパーティが開かれていたのです。それがクリスマスと知って、ねずみの一家もクリスマスをお祝いすることに。
松の小枝はツリーに、母さんねずみは、子ねずみたちのパジャマをつくります。子ねずみたちはまだパジャマを 着たことがありませんでした。マッチ箱をアルミにくるんでテーブルに、ごちそうは、あつめてきたクッキーとアメのかけら。やがて、ねずみ一家のパーティのはじまり。父さんねずみがオルゴールを鳴らし、踊ったり、ゲームをしたり。
お父さんねずみが、クリスマスの話をしてから、ツリーに 靴下をつるしました。クリスマスの朝、つるしておいた靴下に、チョコレートチップとチーズのかけらが はいっていました。父さんねずみにも、つやつやの帽子、母さんねずみには、ふわふわんお 青いマフラーがありました。ねずみさんちにも、サンタさんがやってきたのです。
母さんねずみは、父さんねずみに、チュッとしていいました。「メリー・クリスマス! これからは、まいとし クリスマスをおいわいしましょう」
絵本を描くため、マーク・ビナーさんがつくったという、ねずみさんちの模型は、絵本そのもの。
ねずみのサンタさんって、どんな格好? こねずみは、パジャマをうまく着られたかな。
どの絵にも、ウサギとネコとティノサウルスが、隠れていて、答えがカバーの裏にあるというのですが、図書館本で、カバーがテープでとめられているので見つけられませんでした。子どものほうが気がつくかな?。
この時期、クリスマス関係の絵本は、欠かせません。