新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

藤里町、湯元・和みの湯

2015-06-25 23:21:38 | 温泉(秋田)



今日の夜、長期滞在のお客様が戻ってきますので、それまでの残りの休日を今日はまた県北ツアーで過ごしました。今回の目的地は藤里町。北秋田市から更に北に当たるため普段ではどうしても行き難い場所です。藤里町の湯ノ沢地区に4つの温泉施設が固まってあるため、一気に攻めるつもりでした。



最初に入浴したのは町の農村環境改良センターなる施設。入浴料300円。浴室には内風呂が一つ、蛇口が3つほど。お湯はナトリウム-塩化物泉で源泉43.6℃、pH8.7のアルカリ泉で、消毒のみありで加水、加温、循環はなし。無色透明で温泉臭がするお湯は薄っすらと塩味がして、消毒の臭いはありませんでした。湯温はぬるめでヌルヌル感のお湯で、シンプルな造りの浴室でものんびりゆったり出来るいい風呂でした。



ついでに100mほど離れたところにある温泉旅館、湯元・和みの湯。入浴料350円。浴室は変形の脱衣所の奥にあり、設備的には綺麗でしたが、何故か洞窟風呂の入るような感覚でした。お湯は改良センターとは異なる湯ノ沢1号泉でナトリウム-塩化物泉、源泉39.7℃、pH8.6のアルカリ性で、加温、消毒ありの加水、循環なしで使用していました。



大きな湯船は温泉ではないと云われていたので、小さめの湯船に突撃!すると、お湯はぬるいものの、かなりのヌルヌル感。まるでゼリーが体にまとわり付くほどで少し入っていると、全身ヌルヌルになりました。試しに隣の湯船に入ると、そのヌルヌル感が少しずつ落ちていくのがわかりました。これをついつい何度か繰り返していたら、のぼせそうに。風呂上りに宿の方に声をかけたら、ついつい長話になってしまいました。

何でもこのお湯にほれ込んで、4年ほど前に前の所有者から譲り受けて宿屋を始めた方だそうで、境遇が似ていることもあり、いろいろ話を聞かせて頂きました。そのため、時間的に一杯になってしまい、他の2ヶ所はまた今度となりました。場所的に袋小路状態の湯ノ沢温泉ですが、お湯はいいお湯です。




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