Mars&Jupiter

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ブラームスはお好き?~かなわぬ想い、そしてスタンフォードの交響曲第4番

2007-03-04 20:59:49 | 古典~現代音楽イギリス編
パリーの同時代の作曲家に
ライバルであったスタンフォードがいる。

実際は彼の方が年長で、
彼の方がパリー以上にブラームス大好きである。

彼はハンス・リヒターという当時の大指揮者に頼みこみ、
ウィーンのブラームスの自宅に連れていってもらったようだ。

実はブラームスは大のイギリス嫌いであった。
でも、スタンフォードのブラームス讃美はそんなことでへこたらない。

彼の交響曲は7番まであるが、
今日は二俣川から横浜まで歩く間の2時間弱のウォーキングの間、
スタンフォードの交響曲第4番と5番を聴いた。

今日のコースはいつもと大きくは変わらないが、
途中西谷から上星川までは帷子川沿いを歩いた。

時々聞こえるせせらぎの音と、
いつも歩く場所とは違う川の背後の自然に心地よさを感じつつ、
満足できる時間をわずかながら持つことができた。

スタンフォードの交響曲はブラームスのような音楽であり、
彼がブラームスを好きであったことを隅々から感じることができる。

でも、イギリス嫌いのブラームスだから想いは一方通行に違いない。
ちょっと私の曲の「天体観測」にも通じるところがあるかもしれない。

君への愛が届かないこと
わかっているよ、もちろん
いつも一方通行だからね

あまりにも若い時の作品なので載せるのが恥ずかしいですなあ。
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パリーのブラームス讃、そしてパリーの交響曲第4番

2007-03-04 07:33:21 | 古典~現代音楽イギリス編
昨日は横浜から星川まで歩く。

金曜日のように昼に天王町・星川を歩くと
ふだんの人々の生活のようすがわかる。

いつも夜歩くことが多かったので、
多くの店が閉まっており、
そこからは人々の活動のようすはわからないのだ。

家具屋の2階のところにあるモンゴル騎馬民族の絵の謎は、
周辺のようすをみると類推できそうである。

このあたりには「シルクロード天王町」という表示がある。
だからモンゴル騎馬民族の絵があるのではないか。

さて、今日はパリーの交響曲第4番を聴きながら歩いた。
パリーの交響曲のイメージはイギリス版ブラームスといった感じだ。

交響曲全集では5つの交響曲がおさめられているが、
だいたい同じ感じで、聴きやすいといえば聴きやすい。

エルガーやヴォーン・ウィリアムズらによって
イギリスらしい交響曲のスタイルが確立されたといっていいだろう。

その彼らが尊敬の念を抱くのが
ブラームス讃美者であったパリーだという。

イギリスの交響曲の流れの最初は、
ブラームス讃美から始まったということでしょう。
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