昨日は自由が丘駅から外苑前駅まで歩きました。
自由が丘駅から目黒通りに入り、都立大学駅の先、
環七通りに入り、東横線沿いに歩き、学芸大学駅を通過し、
その先から五本木から駒沢通りに入り、
そのまま恵比寿駅を通過し、六本木通りに入り、
途中住宅街の中を入り、南青山四丁目、三丁目を通り、
青山通りに入り、そのままベル・コモンズの前を通り、
BMV前の時計塔前の広場でBOSSA2008のイベントを聴く。
ここまでかかった時間は1時間40分弱だった。
途中で聴いたのは1902年生まれのメレディス・ウィルソンの交響曲。
アイオワ州のマーソンシティに生まれた彼は、
CDの解説書によると作曲家としてだけではなく、
フルート奏者、作家、指揮者としても活躍した人物のようだ。
14歳でダムロッシュ音楽芸術研究所(現ジュリアード音楽院)に入り、
ジョージ・バレアにフルートを、モーティマー・ウィルソンに作曲を、
ヘンリー・ハドリーに指揮法を師事したようだ。
スーザの楽団にフルート奏者として参加して活躍し、
ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団でも奏者として活躍した。
1932年にはNBCの音楽監督として参加したようである。
ポピュラー音楽でも多くの曲を残している。
交響曲第1番ヘ短調「サンフランシスコ交響曲」は、
カリフォルニア大地震の30周年のために作曲された。
地震という大災害の記憶は、人々が忘れてはいけないだろう。
第一楽章アンダンテ-アレグロ、マ・モルト・モデラート
-アレグロ・モデラートは-ヴィヴァーチェは、
アンダンテの序奏部は、物思いにふけたような感じで始まり、
アレグロ、マ・モルト・モデラートに入り、
二つの主題が提示されるが、一つは男性的な主題であり、
もう一つの主題は、古い賛美歌調の旋律のようである。
音楽はこの二つの主題をもとに展開されていくが、
サクソフォーンで奏される主題は、甘く、
せつなく、悲劇的なところも感じさせるので
サンフランシスコ大地震の記憶を想起させる。
再現部前の11分台に登場するフルート・ソロは技巧的であり、
フルート奏者としてオーケストラで活躍していた彼らしい。
再現部のあと映画音楽のような開放感のある音楽が、
支配的となり、輝きある堂々としたコーダで終わる。
第二楽章アンダンテは、荒廃し被害を受けた街の復興の様子が、
描かれた楽章で、やりきれない絶望感から立ち直り、
希望を持ち、街の再建に立ち向かっていく人々の姿が描かれる。
第三楽章プレストは、木管楽器を中心に最初展開され、
メンデルスゾーンを思わせるような明快な音楽で、
娯楽を楽しむ束の間の人々の喜びを描いているかのようだ。
中間部に現れる旋律は悲しげな曲調であり、対照的である。
再び最初の主題が登場し、音楽は切れ目なく終楽章に入る。
第四楽章アレグロは、希望を示すような明るい旋律と、
思いつめたような旋律が登場し、これらをもとに展開される。
最後は映画のように、ハッピーエンドのような感じで
苦難を乗り越えた人々の不屈の精神を示すかのように
堂々とした圧倒的な勝利感のあるコーダで終わる。
それにしても災害はいつやってくるかはわからないが、
その忘れてはいけない過去の記憶をこのような音楽の形で、
残すことは必要なのかもしれないと聴いていて思うのであった。
自由が丘駅から目黒通りに入り、都立大学駅の先、
環七通りに入り、東横線沿いに歩き、学芸大学駅を通過し、
その先から五本木から駒沢通りに入り、
そのまま恵比寿駅を通過し、六本木通りに入り、
途中住宅街の中を入り、南青山四丁目、三丁目を通り、
青山通りに入り、そのままベル・コモンズの前を通り、
BMV前の時計塔前の広場でBOSSA2008のイベントを聴く。
ここまでかかった時間は1時間40分弱だった。
途中で聴いたのは1902年生まれのメレディス・ウィルソンの交響曲。
アイオワ州のマーソンシティに生まれた彼は、
CDの解説書によると作曲家としてだけではなく、
フルート奏者、作家、指揮者としても活躍した人物のようだ。
14歳でダムロッシュ音楽芸術研究所(現ジュリアード音楽院)に入り、
ジョージ・バレアにフルートを、モーティマー・ウィルソンに作曲を、
ヘンリー・ハドリーに指揮法を師事したようだ。
スーザの楽団にフルート奏者として参加して活躍し、
ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団でも奏者として活躍した。
1932年にはNBCの音楽監督として参加したようである。
ポピュラー音楽でも多くの曲を残している。
交響曲第1番ヘ短調「サンフランシスコ交響曲」は、
カリフォルニア大地震の30周年のために作曲された。
地震という大災害の記憶は、人々が忘れてはいけないだろう。
第一楽章アンダンテ-アレグロ、マ・モルト・モデラート
-アレグロ・モデラートは-ヴィヴァーチェは、
アンダンテの序奏部は、物思いにふけたような感じで始まり、
アレグロ、マ・モルト・モデラートに入り、
二つの主題が提示されるが、一つは男性的な主題であり、
もう一つの主題は、古い賛美歌調の旋律のようである。
音楽はこの二つの主題をもとに展開されていくが、
サクソフォーンで奏される主題は、甘く、
せつなく、悲劇的なところも感じさせるので
サンフランシスコ大地震の記憶を想起させる。
再現部前の11分台に登場するフルート・ソロは技巧的であり、
フルート奏者としてオーケストラで活躍していた彼らしい。
再現部のあと映画音楽のような開放感のある音楽が、
支配的となり、輝きある堂々としたコーダで終わる。
第二楽章アンダンテは、荒廃し被害を受けた街の復興の様子が、
描かれた楽章で、やりきれない絶望感から立ち直り、
希望を持ち、街の再建に立ち向かっていく人々の姿が描かれる。
第三楽章プレストは、木管楽器を中心に最初展開され、
メンデルスゾーンを思わせるような明快な音楽で、
娯楽を楽しむ束の間の人々の喜びを描いているかのようだ。
中間部に現れる旋律は悲しげな曲調であり、対照的である。
再び最初の主題が登場し、音楽は切れ目なく終楽章に入る。
第四楽章アレグロは、希望を示すような明るい旋律と、
思いつめたような旋律が登場し、これらをもとに展開される。
最後は映画のように、ハッピーエンドのような感じで
苦難を乗り越えた人々の不屈の精神を示すかのように
堂々とした圧倒的な勝利感のあるコーダで終わる。
それにしても災害はいつやってくるかはわからないが、
その忘れてはいけない過去の記憶をこのような音楽の形で、
残すことは必要なのかもしれないと聴いていて思うのであった。