昨日は西谷駅から二俣川まで歩きました。
途中聴いたのは1914年生まれの早坂文雄の作品。
今回から協奏曲編も日本編に入ることにする。
略歴については管弦楽編で触れたので省略する。
ピアノ協奏曲第2番は1948年に作曲された。
今回は岡田博美のピアノ、ヤブロンスキーの指揮、
ロシア・フィルハーモニー管弦楽団の演奏のCDを聴いた。
第一楽章レントは、壮大なテーマを感じさせるような
ゆったりとした序奏で始まり、重々しい感じでもある。
映画音楽風でロマンティックであり、ピアノ独奏が入る。
敗戦後の日本の状況下で書かれたこの曲には、
過去から引きずってきた何か運命的なものの重みを感じる。
繊細なピアノの旋律は、哀愁漂っており、
一人の人間の独白のようにも聴こえてくる。
東洋的な音楽であり、混沌としたものを感じる。
ピアノは幻想的な雰囲気を醸しだしている。
グリーグのピアノ協奏曲を思わせるような部分もある。
最後は何か希望に向かっていくような高揚感があり、
そのクライマックスを迎えたあとは、静まりかえり、
ピアノ独奏が回想風に旋律を奏し、静かに終わる。
第二楽章ロンドは、前楽章とは対照的で明るい。
金管楽器によりファンファーレ風な音楽が奏され、
東洋的な旋律をピアノが軽快にリズミックに演奏する。
それに他の楽器も加わり、諧謔的な感じでもある。
それにしてもピアノの軽快な演奏は聴いて爽快である。
最後のピアノが駆け抜けるような疾走感も印象的である。
途中聴いたのは1914年生まれの早坂文雄の作品。
今回から協奏曲編も日本編に入ることにする。
略歴については管弦楽編で触れたので省略する。
ピアノ協奏曲第2番は1948年に作曲された。
今回は岡田博美のピアノ、ヤブロンスキーの指揮、
ロシア・フィルハーモニー管弦楽団の演奏のCDを聴いた。
第一楽章レントは、壮大なテーマを感じさせるような
ゆったりとした序奏で始まり、重々しい感じでもある。
映画音楽風でロマンティックであり、ピアノ独奏が入る。
敗戦後の日本の状況下で書かれたこの曲には、
過去から引きずってきた何か運命的なものの重みを感じる。
繊細なピアノの旋律は、哀愁漂っており、
一人の人間の独白のようにも聴こえてくる。
東洋的な音楽であり、混沌としたものを感じる。
ピアノは幻想的な雰囲気を醸しだしている。
グリーグのピアノ協奏曲を思わせるような部分もある。
最後は何か希望に向かっていくような高揚感があり、
そのクライマックスを迎えたあとは、静まりかえり、
ピアノ独奏が回想風に旋律を奏し、静かに終わる。
第二楽章ロンドは、前楽章とは対照的で明るい。
金管楽器によりファンファーレ風な音楽が奏され、
東洋的な旋律をピアノが軽快にリズミックに演奏する。
それに他の楽器も加わり、諧謔的な感じでもある。
それにしてもピアノの軽快な演奏は聴いて爽快である。
最後のピアノが駆け抜けるような疾走感も印象的である。