昨日は横浜から星川駅まで歩きました。
途中聴いたのは1953年生まれの吉松隆の作品。
略歴については管弦楽編で触れたので省略する。
ファゴット協奏曲「一角獣回路」は1988年に作曲された。
京都をイメージして作曲された作品のようで、
京都市交響楽団の委嘱を受けて作曲されたものである。
今回は馬込勇のファゴット、小泉和裕の指揮、
京都市交響楽団演奏のCDを聴いた。
第一楽章Autumn Inputは、作曲者自身のことばを借りれば、
「錯綜し混淆した様式を持つ擬似ソナタ形式のアレグロ」
と表現されており、幻想的な感じで始まり、
ファゴット独奏がおどけたような感じで入ってくる。
華やかさとともに情緒があり、ファゴットは軽快に、
技巧的な演奏も聴かせながら、自由きままに吹いている。
そんな印象を受けてしまうくらいに、
ファゴットの演奏は自然体にようにも思える。
第二楽章Winter Biasは、作曲者自身のことばを借りれば、
「冬の大気にゆっくり広がってゆく夢の形をしたラルゴ」
と表現されており、ファゴットのソロで始まる。
ソロの演奏は、この楽器の良さを十分に発揮している。
雪が空からゆっくりと降ってくる日本の情景が、
聴いていると伝わってくるような感じがする。
中間部フルートやオーボエとファゴットのかけあいもいいし、
その後の音楽は、自然を感じさせてくれる。
第三楽章Spring Outputは、作曲者自身のことばを借りれば、
「ひたすら春の空を疾駆する一角獣たちのプレスト」
と表現されており、軽快な音楽である。
生き物が活動し始まる春の躍動感が表現されている感じだ。
ファゴット・ソロのカデンツァが中間部にあり、
高度な演奏技術を求められている感じである。
最後に打楽器とともにクライマックスを迎え、突然終わる。
それにしてもファゴットの協奏曲とはめずらしいものであるが、
その楽器の良さを活かしているところがなかなかである。
途中聴いたのは1953年生まれの吉松隆の作品。
略歴については管弦楽編で触れたので省略する。
ファゴット協奏曲「一角獣回路」は1988年に作曲された。
京都をイメージして作曲された作品のようで、
京都市交響楽団の委嘱を受けて作曲されたものである。
今回は馬込勇のファゴット、小泉和裕の指揮、
京都市交響楽団演奏のCDを聴いた。
第一楽章Autumn Inputは、作曲者自身のことばを借りれば、
「錯綜し混淆した様式を持つ擬似ソナタ形式のアレグロ」
と表現されており、幻想的な感じで始まり、
ファゴット独奏がおどけたような感じで入ってくる。
華やかさとともに情緒があり、ファゴットは軽快に、
技巧的な演奏も聴かせながら、自由きままに吹いている。
そんな印象を受けてしまうくらいに、
ファゴットの演奏は自然体にようにも思える。
第二楽章Winter Biasは、作曲者自身のことばを借りれば、
「冬の大気にゆっくり広がってゆく夢の形をしたラルゴ」
と表現されており、ファゴットのソロで始まる。
ソロの演奏は、この楽器の良さを十分に発揮している。
雪が空からゆっくりと降ってくる日本の情景が、
聴いていると伝わってくるような感じがする。
中間部フルートやオーボエとファゴットのかけあいもいいし、
その後の音楽は、自然を感じさせてくれる。
第三楽章Spring Outputは、作曲者自身のことばを借りれば、
「ひたすら春の空を疾駆する一角獣たちのプレスト」
と表現されており、軽快な音楽である。
生き物が活動し始まる春の躍動感が表現されている感じだ。
ファゴット・ソロのカデンツァが中間部にあり、
高度な演奏技術を求められている感じである。
最後に打楽器とともにクライマックスを迎え、突然終わる。
それにしてもファゴットの協奏曲とはめずらしいものであるが、
その楽器の良さを活かしているところがなかなかである。