昨日は、星川駅から横浜まで歩きました。
途中聴いたのは1929年生まれの矢代秋雄の作品。
彼の略歴については管弦楽編で触れたので省略する。
ピアノ協奏曲は1964年から1967年にかけて作曲された。
NHKの委嘱を受けて作曲され、初演時は、
中村紘子のピアノ、若杉弘の指揮、
NHK交響楽団の演奏で放送によって初演された。
今回は岡田博美のピアノ、湯浅卓雄の指揮、
アルスター管弦楽団の演奏のCDで聴いてみた。
第一楽章アレグロ・アニマートは、
自由なソナタ形式で書かれている。
変拍子によりピアノで始まる第一主題は、
何か怪しい雰囲気を漂わせている。
そのあとも激しいピアノのカデンツァ風の音楽に続き、
金管楽器や打楽器も加わり、荒々しい音楽となる。
フルートのソロが瞑想的な感じの第二主題を奏で、
ピアノがそれに応えるように悲しい感じの旋律を奏でる。
そのあと短い展開部を経て、再現部に入り、
第一主題中心に扱い、盛り上がりをみせていく。
最後の方ではフルート・ソロにより第二主題が現れ、
第一主題が続き、交互に主題が回想的に登場して終わる。
第二楽章アダージョ・ミステリオーソは、
Cの音が3小節の中、7つの音で一定のリズムのように、
ピアノによって淡々と刻まれていく中で、
弦楽器が日本的なトーンの音楽を奏でる。
やがて打楽器と金管楽器などがそのリズムを引き継ぎ、
ピアノがその上に自由に旋律を奏でていく。
音楽はやがて激しく情熱的な音楽となり、
高揚してクライマックスを築くが、
そのあと静まりやがては力を失い静かに終わる。
第三楽章アレグロ-アンダンテ-ヴィヴァーチェ・モルト・
カプリチオーソは、自由なロンド形式で書かれている。
金管楽器のミュートを付けた吹奏のあと、
ピアノが第一楽章のカデンツァ風の旋律を奏でる。
金管楽器・打楽器などによる荒々しいリズムと音楽の上に、
ピアノが第一楽章のカデンツァ風の旋律をもとに、
自由に展開していき、第二楽章の主題も回想風に現れ、
最後は第一楽章の旋律をもとに華々しく終わる。
途中聴いたのは1929年生まれの矢代秋雄の作品。
彼の略歴については管弦楽編で触れたので省略する。
ピアノ協奏曲は1964年から1967年にかけて作曲された。
NHKの委嘱を受けて作曲され、初演時は、
中村紘子のピアノ、若杉弘の指揮、
NHK交響楽団の演奏で放送によって初演された。
今回は岡田博美のピアノ、湯浅卓雄の指揮、
アルスター管弦楽団の演奏のCDで聴いてみた。
第一楽章アレグロ・アニマートは、
自由なソナタ形式で書かれている。
変拍子によりピアノで始まる第一主題は、
何か怪しい雰囲気を漂わせている。
そのあとも激しいピアノのカデンツァ風の音楽に続き、
金管楽器や打楽器も加わり、荒々しい音楽となる。
フルートのソロが瞑想的な感じの第二主題を奏で、
ピアノがそれに応えるように悲しい感じの旋律を奏でる。
そのあと短い展開部を経て、再現部に入り、
第一主題中心に扱い、盛り上がりをみせていく。
最後の方ではフルート・ソロにより第二主題が現れ、
第一主題が続き、交互に主題が回想的に登場して終わる。
第二楽章アダージョ・ミステリオーソは、
Cの音が3小節の中、7つの音で一定のリズムのように、
ピアノによって淡々と刻まれていく中で、
弦楽器が日本的なトーンの音楽を奏でる。
やがて打楽器と金管楽器などがそのリズムを引き継ぎ、
ピアノがその上に自由に旋律を奏でていく。
音楽はやがて激しく情熱的な音楽となり、
高揚してクライマックスを築くが、
そのあと静まりやがては力を失い静かに終わる。
第三楽章アレグロ-アンダンテ-ヴィヴァーチェ・モルト・
カプリチオーソは、自由なロンド形式で書かれている。
金管楽器のミュートを付けた吹奏のあと、
ピアノが第一楽章のカデンツァ風の旋律を奏でる。
金管楽器・打楽器などによる荒々しいリズムと音楽の上に、
ピアノが第一楽章のカデンツァ風の旋律をもとに、
自由に展開していき、第二楽章の主題も回想風に現れ、
最後は第一楽章の旋律をもとに華々しく終わる。