Mars&Jupiter

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クット・アッテルベリの交響曲第6番ハ長調作品31を聴きながら、三枚町から新横浜まで歩く

2013-07-17 06:37:42 | 古典~現代音楽スウェーデン編
昨日は三枚町から新横浜駅まで歩きました。
途中聴いたのは1887年生まれのスウェーデンの作曲家アッテルベリの作品で、
1927年から1928年にかけて作曲された交響曲第6番ハ長調作品31である。
作曲者の略歴は以前述べたので省略する。
今回聴いたCDはアリ・ラシライネン指揮、
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章モデラート-ピュ・ヴィーヴォは、弦楽器の伴奏の上で、
叙情的な主題がホルンによって現れ、色々な楽器が引き継がれていく。
もう一つの力強い旋律と素朴な民謡風の旋律も現れる。
この提示部のあと展開部に入り第一主題から変形されていく。
それにしても何とロマンティックな交響曲であろう。
最後は行進曲風になり、金管楽器中心に盛り上がり、最後力強く終わる。

第二楽章アダージョは、弦楽器の伴奏の上で、
チェロが嘆き歌うような旋律を奏でて始まる。、
木管楽器がそれに絡んでいき、北欧的な雰囲気を感じさせる。
弦楽器が奏でる旋律やオーボエの吹く旋律は悲しく叙情的であり、
フルートがそれを引き継ぎ、再びオーボエが旋律を引き継いで、
他の楽器が引き継ぎ、金管楽器中心に盛り上がったあとは静まり、
弦楽器と木管楽器中心となり、最後はおだやかに終わる。
第三楽章ヴィヴァーチェは、軽快な弦楽器のリズムに乗って、
明るく生き生きとした旋律が木管楽器によって奏でられる。
やがて、弦楽器が奏でる旋律を色々な楽器が繰り返し、
さらに弦楽器が別の堂々とした旋律を奏でていく。
そして祝典的な雰囲気になり、金管楽器も活躍し、
華やかな感じになると、この辺はマーラー風でもある。
しかし、随所に北欧的な部分がみられる。
楽しく明るい感じの祝典的な感じの中、
金管楽器が盛り上げて、最後力強く終わる。
コメント
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