昨日は二俣川から緑園都市駅まで往復して歩きました。
途中聴いたのは1879年生まれのスウェーデンの作曲家ベルイの作品で、
1913年に作曲された交響曲第1番「生あるものはすべて滅びる」である。
ベルイは獣医学を学ぶとともに音楽を独学で学んだようだ。
のちにストックホルム音楽院で学び、
軍役に服したあと作曲活動を本格的に行うようになった。
今回聴いたCDはアリ・ラシライネン指揮、
ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章アレグロ・エネルジーコは、激しい感じの序奏で始まり、
そのあと歌うような叙情的な第一主題が現れ、色々な楽器に引き継がれていく。
その次に弦楽器で現れるもう第二主題はおだやかな牧歌的な旋律である。
提示部は序奏部とともに繰り返され、
やがて展開部に入り第一主題から変形されていく。
作風はドイツの後期ロマン派的な感じを思わせ、
リヒャルト・シュトラウスの音楽を想起させる。
再現部を経て盛り上ったあと、木管楽器が活躍し、最後は力強く終わる。
第二楽章アンダンテ・コン・モートは、弦楽器の伴奏の上で、
木管楽器が叙情的な旋律を奏でて始まる牧歌的な楽章である。
中間部フルート独奏で始まる旋律は哀愁を漂わせている。
再び冒頭の部分が繰り返され、最後は弦楽器中心に静かに終わる。
第三楽章プレストは、北欧的な部分を一番感じさせる楽章で、
民族舞踏的な音楽が木管楽器中心にワルツ風に展開されていく。
中間部のところも幻想的な感じで対照的で、やがて盛り上っていく。
再び冒頭の部分が繰り返され、祝典的な雰囲気の中、力強く終わる。
第四楽章モデラート・モルトは、ロマン的な旋律が弦楽器により現れる。
牧歌的であり、のどかさを感じさせる音楽である。
堂々とした旋律が奏されて、そのあたりはリヒャルト・シュトラウス風である。
その後行進曲風に親しみやすい旋律が奏でられていき、
突然金管楽器と打楽器により荒々しい音楽になる。
そのあとは弦楽器のみとなって静まり、葬送行進曲風な音楽となる。
このあたりはタイタニック号の遭難事件に影響されたところがあるのかもしれない。
徐々に盛り上がりをみせたあと、いったん静まり、
その歴史的な事件を嘆く様な音楽になり、最後は静かに終わる。
途中聴いたのは1879年生まれのスウェーデンの作曲家ベルイの作品で、
1913年に作曲された交響曲第1番「生あるものはすべて滅びる」である。
ベルイは獣医学を学ぶとともに音楽を独学で学んだようだ。
のちにストックホルム音楽院で学び、
軍役に服したあと作曲活動を本格的に行うようになった。
今回聴いたCDはアリ・ラシライネン指揮、
ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章アレグロ・エネルジーコは、激しい感じの序奏で始まり、
そのあと歌うような叙情的な第一主題が現れ、色々な楽器に引き継がれていく。
その次に弦楽器で現れるもう第二主題はおだやかな牧歌的な旋律である。
提示部は序奏部とともに繰り返され、
やがて展開部に入り第一主題から変形されていく。
作風はドイツの後期ロマン派的な感じを思わせ、
リヒャルト・シュトラウスの音楽を想起させる。
再現部を経て盛り上ったあと、木管楽器が活躍し、最後は力強く終わる。
第二楽章アンダンテ・コン・モートは、弦楽器の伴奏の上で、
木管楽器が叙情的な旋律を奏でて始まる牧歌的な楽章である。
中間部フルート独奏で始まる旋律は哀愁を漂わせている。
再び冒頭の部分が繰り返され、最後は弦楽器中心に静かに終わる。
第三楽章プレストは、北欧的な部分を一番感じさせる楽章で、
民族舞踏的な音楽が木管楽器中心にワルツ風に展開されていく。
中間部のところも幻想的な感じで対照的で、やがて盛り上っていく。
再び冒頭の部分が繰り返され、祝典的な雰囲気の中、力強く終わる。
第四楽章モデラート・モルトは、ロマン的な旋律が弦楽器により現れる。
牧歌的であり、のどかさを感じさせる音楽である。
堂々とした旋律が奏されて、そのあたりはリヒャルト・シュトラウス風である。
その後行進曲風に親しみやすい旋律が奏でられていき、
突然金管楽器と打楽器により荒々しい音楽になる。
そのあとは弦楽器のみとなって静まり、葬送行進曲風な音楽となる。
このあたりはタイタニック号の遭難事件に影響されたところがあるのかもしれない。
徐々に盛り上がりをみせたあと、いったん静まり、
その歴史的な事件を嘆く様な音楽になり、最後は静かに終わる。