Mars&Jupiter

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エルッキ・メラルティンの交響曲第5番「短い交響曲」作品90を聴きながら、西谷から三枚町まで歩く

2013-07-25 05:04:11 | 古典~現代音楽フィンランド編
昨日は西谷駅から三枚町まで歩きました。
途中聴いたのは1875年生まれのフィンランドの作曲家メラルティンの作品で、
1916年に作曲された交響曲第5番「短い交響曲」作品90である。
この作品はヘルシンキ・フェスティヴァルからの委嘱を受けて作曲された。
作曲者の略歴については以前述べたので省略する。
今回聴いたCDはレオニード・グリン指揮、
タンベレ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章モデラートは、弦楽器による叙情的な旋律で始まり、
木管楽器も加わり牧歌的な雰囲気を漂わせる。
そして、金管楽器が加わり華やかな感じで盛り上げる。
そこまでに出た主題が展開部で変形されていく。
金管楽器が活躍し、打楽器の叩くリズムとともに高揚していく。
その盛り上がりが終わったあと、木管楽器が静かに旋律を奏で、
トランペットの奏でるリズムとともに再現部に入る。
金管楽器で盛り上ったあと、低弦が旋律を奏でていき、
木管楽器が絡んでいき、最後は低弦のみが残り静かに終わる。

第二楽章アンダンテは、弦楽器の奏でる伴奏の上で、
ヴァイオリン独奏が甘美な旋律を奏でていく。
そして弦楽器が奏でる叙情的な旋律に木管楽器も絡んでいく。
そしていったん盛り上がりをみせたあと、
木管楽器による幻想的な音楽が繰り広げられる。
そして弦楽器とホルンによる音楽と絡み合いながら、
ホルンの吹奏が続き、最後はおだやかに終わる。
第三楽章間奏曲(アレグロ・モデラート)は、
木管楽器の奏でる旋律に始まり、
弦楽器がフィンランド民謡の旋律を奏でていく。
この旋律は印象的で美しく、その旋律を繰り返す。
中間部はロシア的な感じを受ける情熱的な音楽である。
フルートなどにより再びフィンランド民謡の旋律が奏でられて、
最後弦楽器のみが残って静かに終わる。
第四楽章フィナーレは、低弦の奏でる旋律で始まる。
この旋律はフーガ風の展開をし、各楽器に引き継がれる。
別の旋律とこれが旋律が絡み合いながら、
金管楽器が高らかにコラール風の旋律を奏でていき、
それぞれの旋律が絡み合っていき、壮大なフィナーレを築き、
徐々に盛り上がりをみせて、コラール風の旋律を奏でて、
主題を全体で奏でて最後華やかに終わる。
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