エドゥアルド・トゥビンのトッカータを聴く

昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、1905年エストニア生まれのトゥビンの作品で、
1937年に作曲されたトッカータである。
作曲者の略歴は以前触れたので省略する。
今回聴いたＣＤはネーメ・ヤルヴィ指揮、エーテボリ交響楽団の演奏による。
低弦が繰り返す音型に対し、金管楽器が旋律を奏で、弦楽器もそれに続く。
せわしない感じの速いテンポで時には荒々しく、軽快に、
流れるように主題が奏されていき、繰り返されていき、
中間部は金管楽器と低弦、木管楽器と弦楽器の絡み合いがあり、
それはストラヴィンスキーを感じさせるところもあるが、
再び主題がオスティナート風に繰り返されながら盛り上って、
５分ほどの作品ではあるが、聴き応えのある音楽で、
最後主題が繰り返され、一音のトッティで力強く終わる。