Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ヴィルヘルム・ステンハンマルの交響的序曲「天の高みに昇らん」作品13を聴く

2013-07-03 06:06:57 | 古典~現代音楽スウェーデン編
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、1871年スウェーデン生まれのステンハンマルの作品で、
1896年に作曲された交響的序曲「天の高みに昇らん」作品13である。
この作品は1908年エーテボリ管弦楽協会のコンサートで初演されたが、
その後75年間再演されなかった作品のようだ。
作曲者の略歴は以前触れたので省略する。
今回聴いたCDはペッター・スンドクヴィスト指揮、
ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団の演奏による。
軽快なリズムに乗り、弦楽器がいきいきとした旋律を奏でて始まる。
そのあと木管楽器によって出てくるもう一つの旋律はのどかな感じだ。
金管楽器により盛り上っていくところはワグナー風である。
ドラマティックで情熱的な盛り上がりを何度もみせながら、
独奏ヴァイオリンの部分が現れ、木管楽器が旋律を受け継いだあと、
弦楽器と金管楽器の掛け合いが続き、徐々にワグナー風な感じで高揚していき、
いったん静まったあと、再び金管楽器中心に盛り上って、最後力強く終わる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする