Mars&Jupiter

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アーッレ・メリカントのヴァイオリン協奏曲第2番を聴きながら、三枚町から西谷まで歩く

2013-07-26 05:27:23 | 古典~現代音楽フィンランド編
昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは1893年生まれのフィンランドの作曲家メリカントの作品で、
1925年に作曲されたヴァイオリン協奏曲第2番である。
この作品は作曲家が生きている間には初演されなかった。
作曲者の略歴については以前述べたので省略する。
今回聴いたCDはカイヤ・サーリケットゥのヴァイオリン、
ジェイムズ・デブリースト指揮、
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章ラルゴは、木管楽器により2音が奏され、
それが独奏ヴァイオリンにも繰り返されて始まる。
神秘的な雰囲気を漂わせる音楽が展開されていく。
独奏ヴァイオリンはその中を自由にさまようように旋律を奏でていく。
最後も2音による神秘的な和音が繰り返されて終わる。
第二楽章アダージョは、ハープなどにより繰り返される神秘的な音型に、
独奏ヴァイオリンが絡んでいく短い楽章で、切れ目なく次の楽章に続く。
第三楽章ヴィヴァーチェは、軽快な旋律が独奏ヴァイオリンにより奏でられ、
他の楽器が絡み合い、新古典主義的な雰囲気を感じさせる。
ホルンや木管楽器が入り、ゆったりとした音楽になり、
オーボエが旋律を奏でたあと、再び冒頭の旋律が独奏ヴァイオリンに奏される。
軽快な音楽が続いたあとは再びおだやかな音楽になり、ハープが鳴り響き、
弦楽器と木管楽器にが伸ばす一音で静かに終わる。
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