リヒャルト・シュトラウスの交響詩「ドン・ファン」作品20を聴く

昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは1888年に作曲された管弦楽作品、
交響詩「ドン・ファン」作品20である。
聴いたＣＤはレナード・バーンスタイン指揮、
ニューヨーク・フィルハーモニックによる演奏。
テレビでもよく使われている曲なので、
冒頭の「快楽の嵐」の主題を聴いただけでわかるだろう。
バーンスタイン指揮によるものはエネルギッシュな演奏である。
女性を表す優しい旋律と、ドン・ファンを示す力強い旋律が対照的で、
それら旋律が絡みあって曲は展開し、最後は彼の死で終わる作品である。
プレヴィン盤も聴いたが、こちらはウィーン・フィルによるものだが、
おとなしめな感じの演奏で、聴いていて物足りない。
それよりはバーンスタイン盤の方がいいかなと思うのである。