昨日は横浜から星川駅まで歩きました。
途中聴いたのはリヒャルト・シュトラウスの管弦楽曲で、
1898年に作曲された交響詩「英雄の生涯」作品40である。
聴いたCDはペーター・ミリンクのヴァイオリン、
ルドルフ・ケンペ指揮、シュターツカペレ・ドレスデンによる演奏。
1974年3月15日にドレスデンで行われたライブ録音のようである。
最初の「英雄」のところで、まず勇ましい主題が繰り返される。
とてもロマンティックであるとともに力強い。
次の「英雄の敵」はスケルツォにあたり、
木管楽器が周囲の人々の批判・非難をあらわし、
それに落胆する英雄の姿が描かれていく。
批判・非難の声は止むことないが英雄はそれに負けずと立ち上がる。
次の「英雄の妻」は緩徐楽章にあたり、
独奏ヴァイオリンが活躍し、優雅で明るい主題は妻を表している。
それは落胆する英雄をいたわり、元気づけようとする感じでもある。
ペーター・ミリンクの独奏ヴァイオリンが素晴らしい。
やがて、不安は解消され勝利は確信へと変わっていき、
それを表す主題が奏でられていく。
「英雄の戦場」は、舞台裏の金管楽器が鳴る音で始まり、
各主題が展開されていく場面になり、英雄の闘争する姿が描かれる。
妻に慰めながらも戦う英雄は、やがて勝利する。
最初の主題が堂々と現れて盛り上る。
そして、シュトラウスが世に出した作品の数々の断片が顔を出す。
この「英雄の業績」のところで、感じるのは英雄が、
リヒャルト・シュトラウス自身であろうという感覚である。
そして「英雄の引退と完成」の部分に入る。
牧歌的な音と、おだやかで優しさにあふれた旋律が奏でられる。
英雄は過去を振り返り、妻は彼を支えるように勇気づけさせ、
独奏ヴァイオリンとホルンのやりとりが続いていく。
金管楽器が鳴り響き、最後は壮大な音楽となって、最後おだやかに終わる。
ライブ録音ならではの良さを楽しめる一枚である。
途中聴いたのはリヒャルト・シュトラウスの管弦楽曲で、
1898年に作曲された交響詩「英雄の生涯」作品40である。
聴いたCDはペーター・ミリンクのヴァイオリン、
ルドルフ・ケンペ指揮、シュターツカペレ・ドレスデンによる演奏。
1974年3月15日にドレスデンで行われたライブ録音のようである。
最初の「英雄」のところで、まず勇ましい主題が繰り返される。
とてもロマンティックであるとともに力強い。
次の「英雄の敵」はスケルツォにあたり、
木管楽器が周囲の人々の批判・非難をあらわし、
それに落胆する英雄の姿が描かれていく。
批判・非難の声は止むことないが英雄はそれに負けずと立ち上がる。
次の「英雄の妻」は緩徐楽章にあたり、
独奏ヴァイオリンが活躍し、優雅で明るい主題は妻を表している。
それは落胆する英雄をいたわり、元気づけようとする感じでもある。
ペーター・ミリンクの独奏ヴァイオリンが素晴らしい。
やがて、不安は解消され勝利は確信へと変わっていき、
それを表す主題が奏でられていく。
「英雄の戦場」は、舞台裏の金管楽器が鳴る音で始まり、
各主題が展開されていく場面になり、英雄の闘争する姿が描かれる。
妻に慰めながらも戦う英雄は、やがて勝利する。
最初の主題が堂々と現れて盛り上る。
そして、シュトラウスが世に出した作品の数々の断片が顔を出す。
この「英雄の業績」のところで、感じるのは英雄が、
リヒャルト・シュトラウス自身であろうという感覚である。
そして「英雄の引退と完成」の部分に入る。
牧歌的な音と、おだやかで優しさにあふれた旋律が奏でられる。
英雄は過去を振り返り、妻は彼を支えるように勇気づけさせ、
独奏ヴァイオリンとホルンのやりとりが続いていく。
金管楽器が鳴り響き、最後は壮大な音楽となって、最後おだやかに終わる。
ライブ録音ならではの良さを楽しめる一枚である。