Mars&Jupiter

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リヒャルト・シュトラウスのホルン協奏曲第2番変ホ長調作品86を聴く

2014-01-16 07:02:44 | リヒャルト・シュトラウスの作品
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのはリヒャルト・シュトラウスの協奏曲で、
1942年頃に作曲されたホルン協奏曲第2番変ホ長調作品86である。
聴いたCDはバリー・タックウェルのホルン、
イヴァン・ケルテス指揮、ロンドン交響楽団による演奏。
第一楽章アレグロは、ソナタ形式で書かれている。
ホルン独奏の吹奏から始まり、ホルンの音の魅力が発揮される。
それを管弦楽がバックで支える感じである。
ホルンが持つ力強い音と牧歌的なやさしい音色という
2つの側面がうまく効果的にいかされている。
クラリネットとの木管楽器とも絡みもよく心地よい。
そのまま続く第二楽章アンダンテ・コン・モートは、
オーボエが歌うように奏でていく旋律が甘美である。
ホルンもその叙情的な旋律に絡みつつ、次の楽章につなげてか、
時々強い信号的な音を出し、そのつながらを想起させながらも、
平和でおだやかな音楽を展開していく。
第三楽章アレグロ・モルトは、ホルン独奏と管弦楽の掛け合いで始まる。
そして、ホルン独奏が活躍し、自由気ままに吹奏をしていく感じであるが、
それは高度な演奏技術を要するもので、管弦楽との競演を続けていく。
そして冒頭にホルンが奏でた旋律を管弦楽も奏でて、最後力強く終わる。
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