昨日は二俣川から三ツ境駅まで歩きました。
途中聴いたのは交響曲第7番イ長調作品92。
聴いたCDはロリン・マゼール指揮、
クリーヴランド管弦楽団による演奏である。
1977年から1978年にかけて録音された交響曲全集の中の1つである。
第一楽章の序奏は軽快なテンポで始まるが、
ややフルートの音が強いのが少し気になった。
提示部ではフルートが力みすぎているからか音が濁っていることや、
なぜか不自然に聴こえてしまうクレシェンドなどが気になってしまった。
こうなってしまうと音楽を楽しむという気持ちではなくなる。
ベートーヴェンの交響曲第7番は名曲であるがゆえに、
指揮者によって聴きにくいことはないと信じていた自分の確信が、
あっという間に不安に変わり、何か他にもあるかと探してしまう。
展開部でもあまりにも抑制されているティンパニの音、
弦楽器はよく聴こえてくるものの、金管楽器の音が抑えられている。
最後は金管楽器の音も聴こえて力強くは終わるのだが、
でも途中のところでは余りにも聴こえない感じがする。
彼がヴァイオリニストであることもあるのか、
弦楽器と金管楽器・打楽器とのバランスに少し不満を感じてしまう。
第二楽章は、弦楽器により主題がゆったりと奏でられていく。
弦楽器が活躍する一方、他の楽器が抑制されすぎている感じもする。
もちろん、弦楽器の動きはよくわかるのではあるが、
木管楽器などもう少し前面に出てもいい感じがする。
指揮者の意図なのか、弦楽器のフーガ風の展開はよく分かるのだが、
管楽器も打楽器もおとなしくしているという印象である。
第三楽章も打楽器の音が抑制されているので荒々しさに欠ける。
軽快であり、トリオの部分では木管楽器の音が聴こえ、
金管楽器がなる部分もあるので前楽章とはその点は違うものの、
トリオの部分との対比がくっきりと浮かび上がってはこない。
第四楽章は弦楽器が力みなぎる演奏をみせて始まるが、
ここでもリズミックに盛り上げていく部分のところで、
何となく不自然なところを感じ、何だろうと思っていまった。
弦楽器の動きや旋律のやりとりの部分はよく分かっていいのだが、
何かが違うと思わせてしまうところがあり、
結論としては私には好きになれない演奏だということになる。
この不自然な感じ、違和感は何だろうか。
途中聴いたのは交響曲第7番イ長調作品92。
聴いたCDはロリン・マゼール指揮、
クリーヴランド管弦楽団による演奏である。
1977年から1978年にかけて録音された交響曲全集の中の1つである。
第一楽章の序奏は軽快なテンポで始まるが、
ややフルートの音が強いのが少し気になった。
提示部ではフルートが力みすぎているからか音が濁っていることや、
なぜか不自然に聴こえてしまうクレシェンドなどが気になってしまった。
こうなってしまうと音楽を楽しむという気持ちではなくなる。
ベートーヴェンの交響曲第7番は名曲であるがゆえに、
指揮者によって聴きにくいことはないと信じていた自分の確信が、
あっという間に不安に変わり、何か他にもあるかと探してしまう。
展開部でもあまりにも抑制されているティンパニの音、
弦楽器はよく聴こえてくるものの、金管楽器の音が抑えられている。
最後は金管楽器の音も聴こえて力強くは終わるのだが、
でも途中のところでは余りにも聴こえない感じがする。
彼がヴァイオリニストであることもあるのか、
弦楽器と金管楽器・打楽器とのバランスに少し不満を感じてしまう。
第二楽章は、弦楽器により主題がゆったりと奏でられていく。
弦楽器が活躍する一方、他の楽器が抑制されすぎている感じもする。
もちろん、弦楽器の動きはよくわかるのではあるが、
木管楽器などもう少し前面に出てもいい感じがする。
指揮者の意図なのか、弦楽器のフーガ風の展開はよく分かるのだが、
管楽器も打楽器もおとなしくしているという印象である。
第三楽章も打楽器の音が抑制されているので荒々しさに欠ける。
軽快であり、トリオの部分では木管楽器の音が聴こえ、
金管楽器がなる部分もあるので前楽章とはその点は違うものの、
トリオの部分との対比がくっきりと浮かび上がってはこない。
第四楽章は弦楽器が力みなぎる演奏をみせて始まるが、
ここでもリズミックに盛り上げていく部分のところで、
何となく不自然なところを感じ、何だろうと思っていまった。
弦楽器の動きや旋律のやりとりの部分はよく分かっていいのだが、
何かが違うと思わせてしまうところがあり、
結論としては私には好きになれない演奏だということになる。
この不自然な感じ、違和感は何だろうか。