ネイル・マッケイのラルゲットを聴く

昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1924年生まれのマッケイが、
1956年に作曲したラルゲットである。
ネイル・マッケイは、カナダのブリティッシュコロンビア州に生まれ、
1940年頃からジャズ奏者・編曲者として活躍し始めた。
1944年からは王立カナダ海軍バンドでクラリネット奏者として活動し、
その後指揮者としても活動し、イーストマン音楽学校で作曲を学び、
作曲家としても活動し、1963年アメリカ合衆国の市民権を得た。
1965年からはハワイ大学の音楽学部で作曲を教えるなどした。
今回聴いたＣＤは、ハワード・ハンソン指揮、
イーストマン＝ロチェスター管弦楽団による演奏である。
音楽は木管楽器が奏でる叙情的な旋律で始まる。
それに弦楽器も絡んで、それぞれが旋律を受け継ぎながら、
ゆったりとした、そして深遠な感じの音楽を展開し、最後は静かに終わる。