Mars&Jupiter

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ロイ・ハリスの交響曲第5番を聴く

2014-04-19 23:11:04 | 古典~現代音楽北アメリカ編
一昨日と昨日も忙しく、ウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1898年生まれのロイ・ハリスが、
1942年に作曲した交響曲第5番である。
彼の略歴については以前触れたので省略する。
今回聴いたCDは、マリン・オールソップ指揮、
ボーンマス交響楽団による演奏である。
第一楽章は、金管楽器の華やかな響きで始まり、
弦楽器と打楽器が加わり、主題が奏でられていく。
その主題は力強さを保持しつつ展開されていき、
祭りのようなにぎやかさをみせながら、最後華やかに終わる。
第二楽章は、重々しい感じで葬送曲風に始まる。
打楽器の叩くリズムの上で金管楽器が旋律を奏で、、
その後はゆったりとした呼びかけと応答を示していく
木管楽器と弦楽器が歌うように旋律を奏でていく。
途中、金管楽器などにより徐々に盛り上がっていく部分もあるが、
そのあとは穏やかな感じになり、金管楽器によるコラール風の旋律が現れ、
その旋律が引き継がれて、最後は穏やかに終わる。
第三楽章は、弦楽器の奏でる旋律で始まる。
これに金管楽器や木管楽器が絡まっていく。
楽器のかけあう部分や、小太鼓の音が戦争を感じさせる。
鐘が鳴り響いたあと、金管楽器と打楽器により力強く終わる。
コメント
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