Mars&Jupiter

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チャールズ・ウェイクフィールド・キャドマンの「水青き国より」を聴く

2014-04-15 05:56:07 | 古典~現代音楽北アメリカ編
昨日もウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1881年生まれのキャドマンの第1番「水青き国より」である。
1909年から1913年に作曲した「アメリカ・インディアンの4つの歌」からの1曲である。
キャドマンの略歴については以前触れたので省略する。
今回聴いたCDは、ポール・ポズナックのピアノ、
ペーター・ザゾフスキーのヴァイオリンによる演奏である。
この作品は人類学者のアリス・フレッチャーが著した、
「オマハ・インディアンの音楽に関する研究」の中で、
採集したインディアンであるオマハ族の2つの旋律に基づいている。
キャドマンはピアノと歌による版を作曲したが、
これをピアノとヴァイオリンの版にガイヤルド・ヨストが編曲した。
ピアノの前奏に導かれ、ヴァイオリンが奏でる旋律は、
独特な美しさを持った短い曲で、失われた世界、
先住民の心の叫びを聞いている感じがする。
コメント
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