モートン・グールドのウェスト・ポイント交響曲（交響曲第４番）を聴く

昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1913年生まれのモートン・グールドが、
1952年に作曲したウェスト・ポイント交響曲である。
吹奏楽のための交響曲で、交響曲第４番にあたる。
今回聴いたＣＤは、フレデリック・フェネル指揮、
イーストマン管楽アンサンブルによる演奏である。
第一楽章「墓碑銘」は、木管楽器の奏でる旋律から始まる。
穏やかな感じの旋律は、金管楽器にも引き継がれていく。
前半のおだやかな感じとは対照的に後半は行進曲風となり、
金管楽器が力強く旋律を奏でて、クライマックスを築く。
そのあとは再び穏やかとなるが、行進曲の部分も再現される。
第二楽章「行進曲」は、木管楽器と打楽器により始まる。
その旋律は軽快な感じの行進曲風で、
金管楽器も加わり華やかさを増していく。
旋律が絡み合いながら展開される楽しい曲で、
最後は盛り上がって、力強く終わる。