今日は荻窪のM邸へ。
ぼくが村田先生のもとで担当した住宅で、できあがってから20年近くになります。
師の亡き後、この住宅のメンテナンスは僕が担当しています。
今回は、西日の強い窓の遮熱を考慮したカーテン類の打ち合わせでした。
このようにして時々訪問すると、住宅が経年でどのように変化していくのかを感じ取ることにもなり、貴重な機会でもあります。
同時に、まだ担当スタッフだった当時のぼくの至らなさがじわじわと思い起こされ、気恥ずかしい気持ちにもなります(笑)
写真は、一番奥にある和室。坪庭に面して大きなガラス窓があり、障子には樹影が印象的に映り込みます。
造作の要素を抑えた和室で、ぐっと落ち着いた雰囲気。
先生のプロポーション感覚を見るたび、はっとさせられます。