夏の終わりを告げるような雨が降った後は、秋の気配が色濃くなってきました。
2日間ほどまとまった雨がざっと降っただけで、庭の緑は一気に息をふきかえし、こんもりと大きくなったように思います。白い壁に映り込む草木の影が、少し涼しくなった風に吹かれて心地よさそうに揺れています。ヒメシャラも、今年の夏は大変だったでしょう。なんとか踏ん張ってくれました(笑)
バードバスにしている信楽焼の鉢には、雨水がすりきりいっぱいまで溜まっていて、綺麗な水鏡になっていました。映り込む緑と空と、沈んだ石ころとが重ね合わされて。
と、思わぬところに赤とんぼのお出まし。緑を背景にして、とんぼの赤が綺麗。色合いの調和というのは、自然にできあがるものなのですね。