引っ越してまだ間もない「古河の家」にお伺いしました。まだすべてが片付いているわけではないけれど、ゆっくりゆっくりと生活の場がかたちづくられていきます。
無垢の木のフローリング。
黒い鋳物のペレットストーブ。
木でできた窓枠。
グレージュにペンキで塗られた壁。
ここでの暮らしに必要なものを丁寧につくり、選んだ物。
この日は井戸のポンプの設置工事が行われました。ダイニングに面した中庭は、これから植栽が入る予定です。
まだ無味乾燥とした状態ですが、やがて、しっとり静かな雰囲気の中庭になるでしょう。
ダイニングテーブルはチーク材でできた北欧アンティークのものです。
木の窓枠とグレージュの壁と相まって、落ち着いたダイニングコーナーができあがりました。
これから中庭に植栽が施されると、ずっといても飽きない、居心地の良いスペースになりそうです。
古い街並みの雰囲気に寄り添うように造られた家。そこに置かれるアンティークの家具。
新しいけれども古びている、そんな美しさがあると思います。