階段の風景

2022-02-15 22:24:33 | 阿佐ヶ谷 古木と暮らす家


「阿佐ヶ谷の家」の階段の風景。
木でできた階段と、白い壁。
あるのはひとつの正方形の窓、だけ。

そこから見えるのは、古くから残る百日紅の木。
百日紅は花の季節が長く、工事の最中も暑い夏を通り越してなおしばらく、目を楽しませてくれました。

家ができあがって階段にも静けさが戻りました。ほの暗さのなかに、窓から穏やかな光が入ります。
どうだ、とばかりに風景が見えるのではなく、暮らしのなかでちょっと見えてくれたらいい。
追憶、という言葉に寄り添うような空間になりました。
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