「経堂の家」の家の階段は、玄関ホールと一続きになっています。その雰囲気に沿うように、階段のサイズも少しゆったりさせて、ガラスブロックからの印象的な光が入ります。
そこに、木製の手すりがついています。
大工さんの繊細な手仕事によってつくられた手すり。最初、大工さんは図面を見たときに「太すぎるんじゃないかな」と思ったそう。
いつも設計アトリエの仕事を多く手掛ける大工さんにとって、細くてシャープなデザインの手すりを造ることが多いのだろうと思います。
でも、ここ「経堂の家」では、その逆のディテール。
太くて、手をそっと添えたくなる雰囲気の手すりになりました。手を置いてみると・・・うんうん、しっくりくる(笑)
上方から降り下りてくる光と、くすんだ色味の木製の手すり。
クラシックな雰囲気もあり、礼拝堂のような雰囲気もあり。
完成まで、あともう少し。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます