仙台に建つ「青葉の家」が、ついに引き渡しの日を迎えました。
3月の震災後、建物本体を着工しました。材料不足、人手不足のなか、無事に最後まで工事をすすめてくれた工務店には、本当に頭が下がる思いです。
引き渡しの日、あろうことか僕は、思いきり風邪をひいてしまうという失態!!をしてしまったのでした。なんとなくモウロウとしながらも、いつも以上に引き渡す感慨にひたってしまいました。
家具はまだ、無い。
植栽もまだ、これから。
でも、柔らかい陰影に彩られた、自然素材の素朴な質感が、5年後、10年後と時間をかけて、ゆっくりと味わいを増していく家になっていくことを予感させてくれました。
うーん、名残惜しかった。
風邪が早く治るといいですね。お大事に。
積み上げてきた課題の案をやり直すというのは、気持ちのうえでも相当にキツイとは思うのですが、そうやって可能性を押し広げることにこそ、課題の意味があると思っています。むしろ、結果よりもプロセスの方が大事なのかなあと・・・。
新たな案の展開を楽しみにしています。
・・・カゼ、気を付けましょうねえ。