イタリア中部の街アッシジで、小さなホテルに宿泊したときのこと。
石造りの街ですから緑の気配は少ないのですが、エントランスを通って中庭に出たとたんに現れた光景に息をのみました。
光が、影が、弾け飛ぶような空間。
中庭の上空にパーゴラが掛けられ、つる性の植物が覆っていて、真夏の強い日差しを受けているのでした。
イタリアの夏は雨が少なく乾いているので、緑で覆われていてもジメジメした感じはまったくせず、涼しく快適でした。
建物の外からはこんな空間があることはまったく想像できません。
内に秘められているからこそ、かけがえのない宝物のような場所に思えるのかもしれませんね。
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