東京は桜が一気に満開になるも、雨で見頃が短くなりそうですね。
でも、皇居脇を車で走っていても、雨に煙る桜の風景を眺めると、美しいなと思います。
桜の華やかさが抑えられ、むしろ渋いと感じるような。
これまで3月に旅行をすることが多かったのですが、京都の修学院離宮も3月が似合うなあと思います。
いろいろ撮った写真のなかでも、ちょっと気に入っている一枚がこれ。
池のほとりの橋の欄干と松の枝葉。
こういう色合いは今の季節ならではですね。
枯淡。
無名色。
水はライトブルー。
木はブラウン。
葉はグリーン。
子どもの頃から、着色はそういうイメージが常識と教えられてきたし、実際に季節によってはそうなのでしょう。
だからこそ、そのどの色にも当てはまらない今の3月の色が大好きです。
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