peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ガマ(蒲)の穂

2007年02月19日 | Weblog
一関市東山町長坂のガマ(蒲)の穂
 2007年2月13日




2007年2/13(火)、朝から暖かかったので、一関市東山町長坂字久保地区の休耕田に行ってみました。ネコヤナギの花穂が出ているかもしれないと思ったからです。ネコヤナギは早くも花穂を出していましたが、近くの休耕田にはガマ(蒲)の果穂が白い綿のかたまりのようになって風に吹かれていました。







一関市千厩町千厩のガマ(蒲)の穂
 2006年10月17日





一関市千厩町千厩の舘山公園のすぐ隣にある休耕田に「ガマ(蒲)」が沢山生い茂っていて、花穂を出していました。フランクフルトソーセージのように見えるのは、雌花が集まった「雌花穂(しかすい)」と呼ばれるものです。秋には開いて綿状になり、風に飛ばされてしまいます。





ガマ(蒲)ガマ科 ガマ属 Typha latifolia
池や沼、川のふちなどに群生する大形の多年草で、高さは1.5~2mぐらいになる。茎は円筒形で直径5~8mm。葉は厚く、線形で長さ1~2m、幅1~2cm。基部は筒状に合着して茎を包んでいる。

花期は6~8月。花には雄花と雌花とがある。茎の先端に無数の雄花がついた黄色の穂がつき、そのすぐ下に淡緑色の雌花の穂がつく。雄花の穂は長さ7~15cmで、よく見ると3段に分かれているのがわかる。雌花の穂は長さ10~20cmで、花の頃は直径約6mm、成熟して茶褐色になると直径2cm近くになる。

果実の基部には白い毛がある。ひとつひとつの実は小さいが、沢山集まっているので、晩秋には果穂は白い綿のかたまりのようになり、風に吹かれると、ばらばらになって飛んでいく。

葉や茎で敷物や籠(かご)を編み、若い芽は食用にするなど、古くから生活に密着した植物です。

分布:北半球に広く分布し、南は遠くオーストラリアまで分布する。日本では北海道~九州

岩手県立花こセンターのシクラメン各種:その15

2007年02月19日 | Weblog
岩手県立花きセンターのシクラメン各種:その15
 2007年1月30日(火)

金ケ崎町六原にある「岩手県立花き(花卉)センター」本館近くの「研修温室」にシクラメンが沢山展示されていました。それぞれの鉢植えに名札(プレート)が付けられていました。
シクラメン(Cyclamen) セレナ・オレンジ




シクラメン(Cyclamen) しずかピンク



シクラメン(Cyclamen) しずかオレンジ





シクラメン(Cyclamen) シャイニーピンクウェーブ(スミカ)