peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

シラン(紫蘭) 2009年5月22日

2009年06月01日 | Weblog
一関市街地のシラン(紫蘭) 2009年5月22日




2009年5月22日(金)、昼時になり、妻がおいしいソバを
食べたいというので、一関市山目のそば処直利庵
行きました。街路樹の根元に植えられたシラン(紫蘭)
雨にうたれながらも花を咲かせていました。かなり降って
いたので、傘をさしたまま片手で撮りました。





シラン(紫蘭)ラン科 シラン属
Bletilla striata
本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄の日当たりの
よいやや湿った岩上や林内に自生する多年草。花が美しい
ので、庭や街路脇などによく植えられているが、野生品は
なかなか見られないとのこと。
花茎は高さ30~70㎝になる。葉は長さ15~30㎝、幅1~5
㎝の披針形~長楕円形で互生し、先は尖り、縦じわが目立
つ。基部は鞘(さや)となって茎を抱く。

4~5月、花茎の先端に紅紫色の花を6~7個開く。花は直
径4~5㎝。萼片と側花弁は平開し、狭楕円形で先端は尖る。
唇弁はくさび状倒卵形で3裂し、中裂片は円形で縁は波状と
なる。和名は花の色から紫蘭(しらん)とつけられた。

地中にある球形の偽球茎は白及根(はくきゅうこん)と
呼ばれ、薬用に使われる。また粘性があるので七宝細工の
接着剤にも利用されるとのこと。

シラン(紫蘭)

2009年06月01日 | Weblog
一関市街地のシラン(紫蘭)
 2008年5月24日



2008年5月24日(土)、一関市寺前にあるダルマ薬局&100均ショップ
の隣の民家のブロック塀に沿って、細長い花壇がつくられており、いつ
も何かの花が咲いています。この日は「シラン(紫蘭)」が花盛りでし
た。アップした花はとりわけ美しく見えます。





一関市街地のシラン(紫蘭)
 2006年5月21日



2006年5/21(日)、一関市山目の市街地にある民家のブロック塀際
に植えられた「シラン(紫蘭)」が沢山咲いていました。






シラン(紫蘭)ラン科 シラン属 Bletilla striata
日当たりの良い湿った斜面などに自生する多年草。暑さにも寒さにも強
く花が美しいので、古くから庭にもよく植えられてきたという。野生品は
なかなか見られなくなったが、放任された栽培品が野生化しているものが
よく見られる。

花茎は高さ30~70cm。葉は長さ20~30cmの披針形で、先は尖り、縦すじが
目立つ。

4~6月、高さ30~70cmに伸びた細く堅い花茎の先に紅紫色の花を5~7個咲
かせる。花は直径4~5cmで、花びらは5枚、下の方に濃い紅紫色を帯びた複
雑な唇弁が1枚ある。
園芸品種には、白、淡桃、白地に桃覆輪の花もある。また葉が白覆輪の品
種もある。

和名の「紫蘭」は、花びらと唇弁が紅紫色、花茎も暗紅紫色と、紫色系統
の花でラン科の植物ということからつけられた。別名:ビャクギュウ(白
及)

地中の肥大した球形の偽球茎は「白及根(はくきゅうこん)」と呼ばれ、
薬用(胃カタルなどに効く煎じ薬)に使われる。また粘性があるので七宝
細工の接着剤にも利用されるという。分布:本州(関東地方以西)~沖縄