peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

キンシバイ(金糸梅)/ヒペリカム「ヒドコート」

2009年06月21日 | Weblog
奥州市「慶徳公園」のヒペリカム「ヒドコート」
/キンシバイ(金糸梅) 2009年6月21日





2009年6月21日(日)、財団法人・奥州市文化振興財団奥州市
埋蔵文化財調査センター
(水沢区佐倉河字九蔵田96-1、
所長・伊藤博幸)主催で開催されている所長日曜講座”「奥州
後三年記」を考える”
に妻と2人で出席しました。
(全6回の3回目)。
早めに出かけたので、慶徳公園に寄ってみました。
キンシバイ(金糸梅)/ヒペリカム「ヒドコート」が沢山咲いていました。








キンシバイ(金糸梅)/ヒペリカム「ヒドコート」
オトギリソウ科 オトギリソウ(ヒペリカム)属
Hypericum patulum cv.Hidecote
中国中部原産の半常緑小低木で、高さは1mほどになる。
株元から枝を多数出し、株立ちになる。枝は全体に垂れる。

古くから庭などに植えられ、ビヨウヤナギに次いで日本での
栽培は多いといわれる。乾燥に強く、強健なため野生化して
いるものも見られる。
葉は無柄で対生し、長さ約2㎝の卵状長楕円形で縁は前縁。裏
面には白緑色で明るい油点がある。

6~7月、枝先に直径3~4㎝の黄色の花が1~5個つく。花弁は5
枚で厚くて光沢がある。雄しべは多数あり、5つの束に分かれて
いる。オトギリソウの仲間は雄しべが長いものが多いが、キンシ
バイは雄しべが花弁より短い。

果は長さ約1㎝の卵形で、熟すと5裂する。
品種ヒドコート cv.Hidcote、サンゴールド cv.Sungold
などがあり、花が大きく花数が多くやや大型になる。
[用途]庭木、公園樹、花材。[栽培]繁殖は挿木、株分け。

キンシバイ(金糸梅)

2009年06月21日 | Weblog
一関市狐禅寺のキンシバイ(金糸梅)
/ヒペリクム「ヒドコート」2008年7月2日




2008年7月2日(水)、一関市狐禅寺字大平の民家の庭に植えられた
キンシバイ(金糸梅)が花を咲かせていました。昔から栽培されて
きたキンシバイは、ウメに似た小輪の花を咲かせるということです
から、画像のものは、ヒペリクム「ヒドコート」という品種のよう
です。





キンシバイ(金糸梅)
オトギリソウ科 オトギリソウ(ヒペリクム)属
Hypericum patulum
中国中南部原産の常緑または半常緑の小低木。日本には1760年に
渡来したという記録があるという。古くから庭や公園などに植え
られているが、山地の人家近くの湿った崖などに野生化している
ものも見られる。
根元からよく枝分かれして、枝は垂れ下がり、高さは1mぐらい
になる。葉は対生し葉柄はなく、長さ2~4cmの卵状長楕円形で、
裏面には腺点(油点)がある。

6~7月、枝先の花序に半球状(カップ状)の直径3~4cmの黄色い
花を1~5個つける。花弁は円形で5枚。雄しべは多数あり、約60個
ずつ5つの束に分かれている。オトギリソウの仲間は雄しべが長い
ものが多いが、キンシバイは雄しべが花弁より短い。

果実は果。長さ約1cmの卵形で、熟すと5裂し、種子を多数出す。
 自生地:中国