一関市東山町「唐梅舘公園」のサルトリイバラ(猿捕茨)
2009年6月2日


2009年6月2日(火)、一関市東山町長坂にある唐梅舘
森林公園に行きました。日当たりのよい
梅林の中に生えたサルトリイバラ(猿捕茨)が、果実をつけて
いました。葉の中には、カメムシの仲間でしょうか?
きれいな羽をした甲虫がいました。この葉を食べている
ように見えました。




サルトリイバラ(猿捕茨)ユリ科 シオデ属
Smilax china 別名:ガンダチイバラ、カカラ。
山野に普通に見られるつる性の落葉低木。葉柄の
基部に巻きひげがあり、これでほかの木に絡みつい
て、時に高さ3mになる。茎はかたく、節ごとに屈
曲し、まばらに刺がある。
葉は互生し、長さ3~12㎝の円形または広い楕円形
で全縁。先端はわずかに突出し、基部は円形。質は
厚くて光沢があり、3~5本の脈が目立つ。葉柄は短
く、両側が翼状になり、1対の長い巻きひげがある。
4~5月、葉が開くのとほぼ同時に葉腋から散形花序
を出し、黄緑色の小さな花を多数つける。雌雄別株。
花被片は6枚で反り返る。雄花には雄しべが6個、雌
花には仮雄しべ6個と花柱が3個ある。
果実は直径7~9㎜の球形の液果で、紅色に熟す。花
は目立たないが、秋に赤くなった実はよく目立つ。
よく生け花の花材にされる。西日本ではこの葉を餅
を包むのに使うとのこと。根茎は薬用にされる。
分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾、
フィリピン、インドシナ。
2009年6月2日


2009年6月2日(火)、一関市東山町長坂にある唐梅舘
森林公園に行きました。日当たりのよい
梅林の中に生えたサルトリイバラ(猿捕茨)が、果実をつけて
いました。葉の中には、カメムシの仲間でしょうか?
きれいな羽をした甲虫がいました。この葉を食べている
ように見えました。




サルトリイバラ(猿捕茨)ユリ科 シオデ属
Smilax china 別名:ガンダチイバラ、カカラ。
山野に普通に見られるつる性の落葉低木。葉柄の
基部に巻きひげがあり、これでほかの木に絡みつい
て、時に高さ3mになる。茎はかたく、節ごとに屈
曲し、まばらに刺がある。
葉は互生し、長さ3~12㎝の円形または広い楕円形
で全縁。先端はわずかに突出し、基部は円形。質は
厚くて光沢があり、3~5本の脈が目立つ。葉柄は短
く、両側が翼状になり、1対の長い巻きひげがある。
4~5月、葉が開くのとほぼ同時に葉腋から散形花序
を出し、黄緑色の小さな花を多数つける。雌雄別株。
花被片は6枚で反り返る。雄花には雄しべが6個、雌
花には仮雄しべ6個と花柱が3個ある。
果実は直径7~9㎜の球形の液果で、紅色に熟す。花
は目立たないが、秋に赤くなった実はよく目立つ。
よく生け花の花材にされる。西日本ではこの葉を餅
を包むのに使うとのこと。根茎は薬用にされる。
分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾、
フィリピン、インドシナ。